すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

グリーンピースが最悪のやらかし


ちょっとこれはあまりにも酷いなぁと思って。もともと自分たちの主張のためなら違法行為でもなんでもやる団体でしたけど、世界遺産を傷つけるようなことまでするか。

今は立ち入りも禁止されているんだよ
人間が踏み入れることで地上絵の破損があるって
だから観光で行っても展望台から見るだけだよ


……というところに許可を得ず(もちろん許可出るわけない)立ち入って踏み荒らし掘り返し、結果、地上絵のほんの近くに消えない跡を付けてしまった。


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赤い点線で囲まれた部分が今回グリーンピースが付けた跡だそうです。あーあ、あの有名なハチドリの絵にキズが……。

なにやってんだろうなぁ。環境保護団体だから遺跡とか人が作ったものはどうでもいいんでしょうかね。国際的な違法団体指定みたいのできないんですかね。

鉄分収集動画



健康食品とかの成分に「鉄分」とか書かれてるあれ。そんなちょっぴりでほんとに効果あるのかね……って思うアレなんですけど、ソレを可視化する動画。

まぁ長いんで5分すっ飛ばして見ればいいのですが、なんと磁石を使って鉄分を集めてしまう。

実験では、まずシリアルを水に浮かべて磁石を近づけます。するとシリアルが磁石に引っ張られて動き出します。

次にシリアルから鉄を取り出すために、まずミキサーでシリアルと水を混ぜ合わせます。ドロドロになった混合物をコップに注ぎ、外から磁石を近づけます。そして混合物をスプーンで混ぜました。

すると磁石に黒い物体が集まっています。これがシリアルに含まれている鉄です。

公園の砂場で砂鉄を集めましたよねー。昔も今も鉄を集めるのは磁石かっつー。

しかし、集まったら集まったで、うわこんなに入ってんの?ヤバくない?って気分になってくるという。盲腸に溜まったりしないのかな(笑)。この黒いのは全部が鉄じゃなくて、鉄を含む何か、だったりするのかな? これ全部鉄だったらちょっとほんと入り過ぎじゃないのと思う。

人間は性善か性悪か、答えはもう出ていた

〈わたし〉はどこにあるのか: ガザニガ脳科学講義

〈わたし〉はどこにあるのか: ガザニガ脳科学講義


読み終わった。新しいデータをいっぱい突っ込まれたのでそれらが整理されて頭の中が書き換えられるまでしばらくかかりそうです。面白かった。アマゾンのレビューで後半がいまいち、というのがあったのでしばらく買うのを躊躇してたのだけど、その後半が面白かった。前半の議論はほかの本でも読めるけど後半の話はほかではあまりないと思う。

さて。この本の216ページに、人間の「普遍的な道徳モジュール」として、下記の5つの特性が紹介されてます。

  • 他者を傷つけず、困っていれば助けの手を差しのべる。
  • 公正、正義、他者を平等に扱う。
  • 伝統や正当な権威者を敬う。
  • 所属集団、家族、国に忠誠を示す。
  • 清潔を尊び、汚染と肉欲を遠ざける。

これらは民族や文化に関わらず全ての人があらかじめ持っているものとされています。どこから学ぶものでもない、赤ん坊の頃から知っている。要はこれらは本能なのです。あらかじめ遺伝子に記述され、生まれる前から脳に組み込まれている。

なので、人間は性善か性悪かについては、もう議論する必要はないんです。この事実が広まるまでは世界のどこかではこれからも当面ああだこうだは続いていくんでしょうけど、科学が進歩してこうやって勝手に答えが出されてしまってたりするんですね。

でもちょっと思ったんです。それは"善"か"偽善"か、って議論ありますよね。そもそも脳が勝手にやってることを、"善"って呼んでいいんだろうか?って気分に、なんとなく、ならないですか? これらの善行は偉くもなんともない。だってぼくらは自分の意思でそうしようとしてるわけじゃなくて、ただ仕組みに従って動いているだけだから。

なので、"善"って呼ぶにふさわしいのは、むしろいま"偽善"って呼ばれているものなんじゃないだろうか、って気がしてきました。なぜならそれは自分の意思で為す行為ですからね。いままで"善"と呼ばれてたうちのあるものはただの本能に過ぎない。"善"と"偽善"があるのではなく、ただ"本能"と"善"があるだけだったりするのでは、なーんて考えてました。

結果さえ良ければそれで良くない? 正しい意図に基づいてなければ神さまがお認めにならない? じゃあ、「他者を傷つけず、困っていれば助けの手を差しのべる」や「公正、正義、他者を平等に扱う」はもともとただの本能でそこには後付けの意図しかないのだから、神さまもきっとこれらは評価に値しないと考えるでしょうねー。

世界はコンピュータの中にあるのか


これ面白かったですね。"物理的実在論"のヘンなところを"量子的実在論"ならこう解釈できる、と説明してる。

ふたつの"実在論"はことば通りの意味じゃなくて、"物理的実在論"のほうがニュートン的な古典的宇宙論、対する"量子的実在論"がコンピュータシミュレーションの世界、って感じですかね。要はアインシュタイン的な相対論的宇宙論の直感的でないところ、光速の有限性や時間の相対性、二重スリット実験やら量子もつれやらを、それがもしシミュレーションだったらこういう原理で説明が付くよ!とやっているという。読むと確かになるほどと思わせるところもある。

でもほんとに面白いのはそこじゃなくて、ほらぼくらそもそもホンモノの物理学なんてわっかんないじゃないですか。加えて、この海外ネタを訳してるカラパイアの中の人もそれをよくわかってない。なので、なんか翻訳がハイパーで中二病でカッコよくなっちゃってるんですよね。

すべての仮想現実は最初の事象で起動し、ここから時空が始まる。この見解では、ビッグバンは宇宙が時空オペレーティングシステムとともに起動したときの現象である。

光子プログラムはネットワーク上で波のように現象を広め、接続ポイントがオーバーロードし、リブートした時点で粒子であるかのごとく再起動する。

この見方では、プログラムが結合し、2点で同時に実行された場合に2つの光子がもつれると考える。一方のプログラムが上にスピンするものであれば、他方は下にスピンする。また、これは2点の画素がどこにあろうとも実行できる。いずれかの画素における物理現象がいずれかのプログラムをランダムに再起動すると、残りの逆スピンコードが別の画素で実施される。

……なんかラノベにそのまま挿入しても違和感ない感じ。

でもなんか、ああおもしろいなぁ、って思いましたね。ブラックホール近辺で時間の流れが遅いのは、ブラックホールはシミュレートするには重い処理だからだし、観測者効果は見えない部分は演算しなくていいからだし、暗黒エネルギーは初期値のシミュレーション空間の追加だという。相対性理論をすなおに受け入れられずにこういうので回避するやりかたもあるんだなぁって。いやもちろんぼくも相対性理論なんてわかりませんが。

でも、もし、世界がシミュレーションだったら、どこかにはそれを支えてる物理基盤があるはずなんですけどね。もし世界をシミュレートできるとしたら、この世界はそれである、ってのを昔に見ました。仮想マシン上でさらに仮想マシンを走らせるみたいに、物理世界上でのシミュレーション、シミュレーションの中でさらにシミュレーション、さらにシミュレーションって、理論的にはシミュレーションはいくつでも存在できるけど、でも物理世界はひとつしかないから、無限対1で、確率的に言えばこの世界はシミュレーションである、と。無茶だけど面白いですよね。

最新世代のAmazon物流センター動画


巨大ルンバみたいなロボットが、背中に商品棚を載せて広大な倉庫内を走り回ってます。

以前に読んだAmazonの配送センターの記事はわりと衝撃的でした。人が倉庫を管理するなら中の商品はきちんと整理して置いておかないといけません。でもAmazonはすべてコンピュータ管理なので、商品は全く整理されてない。その必要がないんですね。

本の隣に食品とかふつうにある。コンピュータが「その商品はどこそこの棚にある(走れ!)」と次々に指示を出すので、人間様はそれに従って倉庫内を一日中駆けまわると。そういう仕組みだったようです。

それがロボット化でさらに進化。どうやって棚から商品を取り出すんだろう……と思ってたんですが、そこは人間の仕事のようです。巨大ルンバは、注文された商品が入った棚まで走って行き、それを背中に載せて人間様の前に順番に並ぶ。そこでオーダーを見て必要な商品を人間様がピックアップ。巨大ルンバはまた棚を背負ってどこぞへ移動……という流れのようです。きっとよく注文される商品が入った棚は近所に置かれるとかあるんだろうなぁ。

まぁこれでいくらかは、人間様の仕事は人間的になったような気もしますが、不要になるまであと一歩というところまで来てしまった感もありますね。将来はロボットが人間の仕事を奪うってのが最近話題になってましたけど、なるほどこれはそうなるかも……と思う。あれ、でも、それって目指してた未来だったはずなんだけど、なんでヤバいぞってことになってるんでしたっけ?

誰が否定しようともそれはあるよという話

なんかの症状なのか、病院へ行って、痛みのあることを訴える。診察・検査の結果、どこにも悪いところはないと言われる。しかし痛みはある。そんなはずはない、と医者は言う。

……みたいなケースってありますよね。どこも悪くない、って言われても、でもこの痛みはほんものなわけです。

他人からどれだけ否定されようが、現に感じているものは「ある」としか言いようがない。


命の重さってのを教えてくれ | 不思議.net

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/27(木) 01:58:41.88 ID:x+OQA+620.net
>>23
生きる意味はないと思ってる


33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/27(木) 02:03:09.56 ID:sHEBgQKg0.net
>>26
実際こうだよね?
苦しむのが嫌だから生きてるってだけだよね?


さてここで、さっきの"イタミ"を"イキルイミ"に置き換えてみます。それはあるとしか言えない。

生きる意味否定論者がどれだけ束になってかかってこようが、ぼくが現に感じているそれはゆらぎようがないし、「そんなものはありません」と言われることを屁とも思わないと言うか、ちょっと嫌なくらいなので屁ぐらいに思ってます(笑)。生きる意味はありまぁす! 取り出して提示することはできませんが。

人間全体として生きる意味があったり、なかったりするのではなく、あると感じている人とないと感じている人がいるという、ただそれだけです。いちいち書くほどでもない当り前っぽいことですね。仲間を増やしたい気持ちは、まぁ解るけどね。

「生きる意味はない」という人はただ「現在の時点では私の人生はうまく行ってません」という告白をしているに過ぎません。残念ですね。それがないことの証明を探すのではなく、あると感じられるような生き方をするのがいいんじゃないかと思います。

レッドマーケットに売られたい


タイトルからして臓器移植のマイナス面10個、みたいな内容かと思ったらそうでもなかった。最初から「腎臓移植をしても機能していない腎臓は体内に残される」「実は移植をせずとも3つ以上の腎臓を生まれつき持っている人が存在する」なんて始まってるしトリビアっぽい。

 ジャーナリスト、スコット・カーニーは「レッド・マーケット」という人体部分産業について詳しく調べている。こういった事業は違法であるため、多くの情報は闇の中だが、少なくとも数十億ドルのビジネスである事は間違いないそうだ。例えば、健康な一人の人間を完全に分して売ると25万ドル(3000万円)前後で取引されるそうだ。

3000万かー。思ったより安いように感じるのはなぜだろう。あれか、死亡保険金で3000万以上とか簡単に掛けられるから、死んだのにそんだけ?と思っちゃうからかな。

まぁいいや3000万で。それ先にもらって、好きに遊んで、時が来たら自分で出向いてってバラされて売られたい。余ったパーツは適当に処分してもらいたい。きっと賛同してくれる人はいると思うんですが。電車に飛び込んだりするよりずっとよくないですか?

 ちなみにレッド・マーケットというと「飲みすぎたあなたがある朝目覚めるとバスタブに横たわっていて、知らない間に臓器を取られていた」という様なストーリーを想像しがちだが、実際はしっかりとした手続きのある違法ビジネスなのだ。

 例えば2004年のインドでの津波の直後、カーニーはキドニーバリー(腎臓坂)という場所についての情報を入手した。津波直後の人々の生活は酷かった為、これは付け入るチャンスがあると思ったのか、人体部分産業の人々は挙って被災者たちへ声をかけ始めた。

 そこで彼等は被災者たちに向けて「お金の為に臓器を売りませんか」と持ち掛けたのだった。間もなくして、そこには長蛇の列が出来上がっていたと言う。

ふうん。きちんと探せば業者さん見つかりそうな気がするなぁ。

 2013年、ドイツである臓器移植にまつわるスキャンダルが発覚した。およそ100件以上の人々が重病でないにも関わらず、ドイツのある医師の手により、臓器移植の順番待ちリストの上位に乗るように改ざんされていたのだ。こういったテーブルの下での賄賂の受け渡しによって引き起こされる不公平は後を絶たず、ドイツではいま大きな問題となっている。

テーブルの下でなくテーブルの上で賄賂受け渡しするのが「◯◯ちゃんを救う会」ですよね。あの大金のほとんどは移植順番待ち列への割り込み料であるということはもっと知られてよいと思う。日本人が海外で移植手術を受けて助かったなら代わりに現地で死んでる子が1人いるかも知れないってことで。あ、いま円安だから救う会も苦しんでるのかも知れないですね。