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すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

それで結局、ニセ科学批判って効果あったんだっけ?

……と、ふと思ったんだった。それ、ほんとに有効なんだっけか、と。

というのは、そういやニセ科学批判の有効性の客観的な調査結果とか、見たことないよなぁ、と思ったからだ。相も変わらずちまたには妙な水売りはあふれているし、血液型占い本はベストセラー上位に入るし、その他もろもろ、引っかかる人ももろもろ。見ていて特に、以前と比べてニセ科学の類が減ったような印象は受けないのだ(むしろ手口的には増えているのではないか?)。

とはいえ、それも個人的な印象の話に過ぎないのだけど、では印象でなくて実際のところはどうなんだろう……というと、これがわからないのだった。ぼくが知らないだけかもしれないが、そういったことに関する調査というのは聞いたことがないので。


そもそもニセ科学批判活動の効果というものは、測定したり検証したりできるものなのだろうか? 有効かどうかもよくわかっていないものを、彼らは“いいと信じて”やっている、ということなのだろうか? もしそうだとしたら、それって、彼らが批判するものたち(たとえばホメオパシー)と、その点じゃたいして変わらなくね?って思ったんだった。

「いや、ニセ科学批判活動は確かに有効なんだよ」ですかね? だったら有効だっつー証拠を見せてー見せてーと思うのだけど、活動をしている側からその有効性を主張する資料が出てきても、それって、「水からの伝言」側が撮った結晶写真みたいなもんじゃないの、という気もするわけで、有効性の判断はおそらく第三者機関に委ねるほかないように思う(ので無理なのであるたぶん)。ぼくが反証を挙げればよいのだろうけど、それも悪魔の証明なので無理なのであるたぶん。


まぁ、仮にニセ科学批判活動が世間的にはまったく有効でないとしても(または、ほぼ無効とか、たいして有効でないとか、それほどには有効ではなかったとかだったとしても)、科学者や科学ファンやニセ科学批判者のひとたちの心の安定には有効であり必要なのだ、ということであれば、別にあれこれ言うようなことではないのかも知れないなぁ―――と言いたいのだけど、そう言い切れない事象もときおり目にするんだった。

たとえば、はてブの新着エントリーをチェックしていると、アメブロやヤフーやgooあたりで「水が」とか「自宅出産が」とか「ゲーム脳が」とかうっかり書いてしまっているエントリに対して、“ニセ科学”のタグが付けられて容赦ないことばが浴びせられている、ということがある。そういうのを目にするといつもぼくは、うーん、と唸ってしまう。いい、とは思えないから。はてブの存在すら気づいてないような人たちに対してブコメで見下したような言葉を吐く、という行為。こういうのって、

  1. ニセ科学批判そのもの
  2. ニセ科学批判の成果
  3. ニセ科学批判の副作用や弊害
  4. ニセ科学批判とはまったく関係のないもの

のうちのどれに当たるんだろうか。ぼくにはわからないのだ。