なんかベストセラーの小説、タイトルがパクリだって時点で
もう相手にする気もないけど、白血病ネタだったのね。
ふーん。
で、骨髄バンクに登録するドナーの数が倍増してるそうで。
おめでたいことだ。
3年ほど前、骨髄移植手術をやった。もちろん提供者側。
骨髄バンクに登録していたら、しばらくして白血球の型が
合う患者が見つかったという連絡が来た。
コーディネーターと面接をして、移植の意思があることを
伝えた。そこからはこんな感じ。
・血液検査。(ドナー登録時2回やるので、3度目)
・家族、コーディネーター、医師、弁護士立会いの下で、
移植の最終同意書にサイン。ここからは引き返せない。
・職場や上司や客先に了承を得て仕事のスケジュール調整。
(だが患者都合で何度か予定日変更があった)
・入院先の病院で担当医師と面接、血液検査。
・入院先の病院でまた検査。
血液、尿、身長体重、肺活量、胸部レントゲン、心電図。
・いよいよ手術。
1日目(木):午前入院、午後検査
2日目(金):午前手術、午後安静
3日目(土):一日安静
4日目(日):午前退院
・入院先の病院で術後の面接、検査。
最初に連絡来てから終了まで3〓4ヶ月だったろうか。
日本の骨髄バンクは、患者とドナーとが会うことはない。
金品を要求するドナーとか、金品で釣る患者とか、
美少女にしか提供したくねぇ、ってドナーとか、
いるからだと思う。感動の対面!などはない。
移植手術の成否も、その後の患者の様子も、
なにひとつドナーには知らされない。淡々と全てが終わる。
たしかなんか、図書券もらったっけかな?
この項続く(ぉ