すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

自殺の是非 その1

友人が未遂をやっているので、軽々しくは取り扱えないが、ちょっと考えてみる。

うちにはTVがないのでニュースでの取り上げられ方はよくわからないが、7人死に、2人死んだ。話題にはなっているのではないかと想像する。しかし、日本の平成15年度の自殺者数は、約3万5千人。ニュースにならない自殺がほとんど全てなのだ。人口比で見ると、日本人の3600人に1人が、去年自らの命を絶ったことになる。

親戚等も含め、そこそこ近い程度の知り合いが個人には100人ほどいると仮定しよう。「知り合いの知り合い」なら1万人。知り合いの知り合いレベルで、去年3人も自殺した人がいるわけだ。あるいは、そこらを歩いている人の36人に1人は「去年、知り合いが自殺している」。
こう考えると、結構死んでるなぁ、と思う。

自殺は是か非か、と問われると、是かな………と言わざるを得ない。生きていることが辛く、死にたくなるほど悩み苦しんでる人に向かって「生きていればいいこともあるさ!」などと何の根拠もない無責任なことはとても言えないからだ。そして、その人と一緒になって悩み苦しみ、原因となっている物事を体を張って排除してやろうという気も、たぶん起こらないからだ。仕方ないね…というのが精一杯かもしれない。
しかし、完全に「自殺も是なり」と言えないのは、やはり近しい人が決行したら少し悲しいだろうと想像できる故だ。ニュースに出るような「住所・職業・年齢・性別」の4属性しか持たない人間は、申し訳ないが、死んでもほとんど悲しくない。

非である…とは言えない。自分が死ぬとき困る。当面その予定はないけれど、こういったことは、はっきりとは言えないものだ。誰かは自殺し、私は自殺しない。だが、私が生きているのは、生きるべき理由があるからではなく、死ぬ理由がないからに過ぎない。

多分続く。
ところで、blogですので、コメント付けてくれること推奨です。付けづらいとは思うんだけど(苦笑