すべての夢のたび。

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対機説法

仏陀は相手の能力や状態に合わせて教えを説いたという。ある人には「白」、ある人には「黒」と。ある人には「そんなことばかりやってると地獄に堕ちるぞ」と、ある人には「地獄なんてないから、好きなようにやりなさい」と。対機説法というらしい。そんなのが、大量の、相互矛盾のある教典を生み出したりもしてるんだろうけど、こういう仏教の自由さを、うちはいいなと思う。

この考え方の中には、そもそも話をしない、という状況もあるんじゃないか。相手と話をしないのを、今のその人に取って最善だと考える場合だ。赤の他人でないなら、一方が意図的に話をしないこともコミュニケーションの一形態だったんだろう(過去形)。と、思うんだけど、思っただけにしておきます。この話はここでおしまい。