すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

幸せであるように?

「どうして今日くらい帰ってあげなかったの?」と、クリスマスイブに尋ねられた。一応説明しておくと、うちには現在別居中だが婚姻関係にある人がいる。その元の家に、という意味だ。その時うちは「もう今後、あの人の求めることに応じられはしないのに、今日はできるからってしてあげるのは、かえって良くないと思う」と答えた。しかしどうにも説明くさいし違和感があったので、だけどこれは理屈だ、と付け加えた。

「NHKにようこそ!」の2巻で、まぁよく聞くセリフではあるんだけど、登場人物のひとりが言う。「何故そんな野良犬にエサをあげるような事をするんですか?」 うちの場合は捨て犬か。でも、してあげられるなら、すればいいと思う。野良犬にエサをあげて、そうして彼の命が1日でも延びれば、それで充分じゃないか? そういう状況に際してもかわいそうだと感じられなくなってしまうより、よほどいい。「安易に希望を持たせるようなマネをするから、余計に絶望が深まるんです!!」 知ったことか。それは起きてもいない未来の話だ。もしかしたら明日には天使が舞い降りてくるかもしれないわけで?

基本線はそのはずなんだけどなぁ。とにかく、今回は、元自宅に帰ろうって選択肢はハナっからなかった。帰るか帰らないか迷った挙げ句に帰らない、ではなくて、脳裏に浮かびもしなかった。優しくねえよと思う(笑)。優しくなければ生きる資格がないって言ったの誰だっけ? ごめん、無資格生存者ですw こんなことを書くのも、根っからの悪人(無自覚に、それをする)ってわけじゃないんだぜ?と表明したいからに過ぎないので、フォローはいらないです。