すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

「やりたいことでなく、やるべきことをやる」

マリみては面白いなぁ……。今日は5/6巻目を読みました。

6巻目(「ヴァレンティーヌスの贈り物」後編)はちょっと堪えました。登場キャラのデートの様子を書いた話なんですけど、わたしのよく知っている町が舞台になっています。わたしもその町で何度もデートをしました(結婚してる相手でも、デートっていうのかな?)。小説を読んで、ああこれはあそこだよね、と思い浮かべるとき、かつて隣にいた人の笑顔や声も一緒に思い出されるわけです。わりとキツい(苦笑)。

わたしが「良き人」なら、戻ってやりなおすべきなんでしょう。でもそれは、そもそももうこれ以上一緒にやっていけない、と感じて逃げてきた自分にできることなのかどうか、また同じことになるんじゃないか。それに、戻るのが正しいことだからそうするのじゃなくて、お前、単に寂しいから戻りたいだけなんじゃないの? 誰でもいいんじゃないの?という声も聞こえる。もしこっちが真実に近いなら、戻るべきじゃないような気がします。

たぶんそうなんでしょう。自分の生きかたにさえ責任が取れないわたしが、これ以上他人の人生に関わり合ってはいけないのだと思う。

どうしてか今日は考えがよくないほうへ向かいがちなので、逃避のために7巻目に手を出そうかなぁ(笑)。おいしいコーヒーを飲みながら好きな小説を読むのが、いまの自分にはいちばんの贅沢なのです。