すべての夢のたび。

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14歳からの哲学

ごらんのとおりのblogで、まぁ哲学っぽいことを考えたりするのがうちは好きなわけです。でもきちんと学んだことはないんです。ちょっともっとちゃんとやりなおそうかな?と思って、「14歳からの哲学」というベストセラーの本を買ってきました。感想。戻りすぎだったみたいです(笑)。さすがに、この本に書かれているようなことは、もう「考え済み」。入門書の前に読む本、かな?

この本は歩き方のガイドだけど、そんなものいくつもあるし、そもそもわざわざひとに教えられなくてもふつうのひとは歩けてますよね。でも、違った歩き方で違う景色が見えるかもしれないなー、なんて思うひとに、この本で見える景色はわるくない。つか、一部、哲学をとおりこして精神世界系にイッちゃってるように見えるんですが、結局、ふつうの言葉で書くとそうなる、ってことなんでしょうね。

あと、アマゾンのレビューだと、この本を「説教臭い」と感じてるひとが多いようです。思うに、それは、ハナっから自分を「上に置いて」読んでるからじゃないのかなぁ。そんなこと言われたくないよって。や、本はさ、もっと謙虚な姿勢で読まなくちゃ(笑)。


以下目次。

14歳からの哲学(A)
 考える / 言葉 / 自分とは誰か / 死をどう考えるか / 体の見方 / 心はどこにある / 他人とは何か
14歳からの哲学(B)
 家族 / 社会 / 規則 / 理想と現実 / 友情と愛情 / 恋愛と性 / 仕事と生活 / 品格と名誉 / 本物と偽物 / メディアと書物
17歳からの哲学
 宇宙と科学 / 歴史と人類 / 善悪 / 自由 / 宗教 / 人生の意味 / 存在の謎


存在の謎! やっぱりこれですよね〜。コレがいちばん楽しい。あるということ。ないということ。ある。なし。林檎があるということ。林檎がないということ。林檎があるということは、「林檎があるということ」があるということ。林檎がないということは、「林檎がないということ」があるということ。あれれ? でも「ない」という状態は確かに「ある」んです。英語ならもっとわかりやすい。There is no apple. ほら、“is”、「ある」っていってる。じゃ、世界。およそ全てであるところの世界があるということは? 世界が「ない」ということは? 世界がないということは、「世界がないということ」さえもないということ、でなくちゃいけないんじゃないでしょうか?