TIMEDOMAIN miniやTIMEDOMAIN lightの供給元、オーセンティック社のスピーカーです。ホームページの写真を見れば、知ってる人は「やべえ!」と思うのでは。「こりゃ、Yoshii9のミニチュアか……!?」
もちろんそんなもの、即購入ですよ?
早速iBookにつないで試聴。ん〜〜〜、これは……まるで、スピーカーが上向きに付いているような音だ!(ぉ そしてなんとなく……音がプラスティックっぽい!(ぇ と言う感じで、かなり見た目通りの音が現在鳴っています。
ホームページの写真だと白っぽいですが、現物は薄いグレーです。拍子抜けするほど軽い。気づいたのですが、エンクロージャが後方に数度傾けて設置されています。この傾きは「無指向性」という謳い文句と矛盾するような気がしなくもないです。また、デスクトップのようなニアフィールドで使用する場合、スピーカーを見下ろすような位置となり、振動板が目視できる状況です。これが「上向き?」と関知できてしまう原因でしょうか。
円筒形の筐体は、Yoshii9のパイプ構造とは違って底面はふさがれています。バスレフポートではないのでしょうが、小さな穴がある。手をあてると空気の動きが感じられますが、それが右の方が大きいです。左側のスピーカーには見たとおりアンプが内蔵されていますので、エンクロージャの容積が小さいのでしょう。
デジタルな音を鳴らすよりアコースティックなもののほうがいいようです(「向いてる」というより「まし」)。それよりもちょっと良かったのが、グレゴリアン・チャントやガムランみたいな、生音録りました系。これらは音に拡がりが出ていい雰囲気でした。んー、癒し系スピーカーってことでしょうか。でもこれ買う前に、同じページで売ってるF型(TIMEDOMAIN light同型)を買った方がいいと思います。N型はタイムドメインのロゴないですしね。
厳しめの評価になってしまいましたが、まぁ、うちに新規参入するスピーカーはちょっと分が悪いです。わたしの部屋には307+316SW、TIMEDOMAIN mini、SRS-Z1が既にあって日常的にそれらを聴いてるので。N型はしばらくエージングさせて様子を見ることにします。
というか、あれー?? 早くも音が良くなってきたような気がする……。運送時は横に寝かされていたはずなので、縦置きにしたことで内部に使われているというゲルが落ち着いたんでしょうか。ちょっと楽しみになってきたかも。