- 作者: チョ・ヨンナム,萩原恵美
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2005/04/13
- メディア: 単行本
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と思ったらぜんぜん違ってた。著者のいう「日本のすごいところ」は、日本人から見たら別にすごくもなんともない、なんでもないようなことばっかりなんです。逆に、読んで思うのは、韓国ってキッツいな……ってことでした。この程度で殴り殺されますか。日本はそれなりに好きなことを言える風土があって良かったと思う。
この本は基本的には(韓国人にとってだけ)ショッキングなことを書いて揺さぶりをかけるための「韓国国内向け」の本であって、日本人が韓国のことを知るためにも、日本人が日本のことを知るためにも、あまり役には立たないみたいです。購入動機に問題があったらしい。
最近は、わたしの韓国を見る目はすこしやわらいできたようです。おともだちになれそうな気もしてきました。なんか、ニュースを見てると、韓国の人はかなりシンプルな造りなのではないかと。褒めると喜んでいろいろしてくれそう。
逆に、見方が悪化してきたのが中国ですね。あの国はもしかしたら、「政府がより狡猾で国民が飢えてない、でっかい北朝鮮」だったりしますか?