すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

僕らはなにかもっと美しいもののために戦っていたんじゃなかったのか?

ちびくろサンボが復刊していた。書店に山積み。

ちびくろ・さんぼ

ちびくろ・さんぼ

思ったより、黒かった。




ちがーう。なんなんだろうこの気持ち悪さは。もう、「ちびくろサンボを絶版にさせた人」「復刊させようとした人」「復刊させれば儲かると思った人」、ぜんぶが嫌だ。復刊させてどうすんのよ。そこまでして子供に読んで聞かせたい話なの? 「復刊した。よかったよかった」で満足なの? そうじゃなくて、ちびくろサンボの廃刊に対し、僕らはそれを悲しみ、黙祷し、そして顔を上げて、絶版に至らしめたその背後にあるものに目を向けてそれを叩くべきだったんじゃないの?

正直、ため息が出た。まぁいいか。「素晴らしき世界だね〜♪」と流して終わりにしよう。どうにかして笑って、先へ行こう。




にしても黒すぎですね。