浅草にある犬印鞄製作所の直売店に行ってきた。カバン好きにとっては幸せすぎる店。たっぷり見て回って、しょって鏡を見たりして、結局は当初にホームページで見定めていたとおりの中型トートを購入。帆布のニオイが素敵。散歩鞄(大)もぽっこりしたデザインがかなりいい。しかしモノがはいらない……しかし買っちゃいそうだなぁ。
そのまま銀座線で秋葉(末広町)へ。タリーズでラテのグランデを飲みながら本を読んでいると、窓の外を神田祭の神輿がとおりかかる。すごい人数。神輿にくっついて歩いてるひとたちが窓越しに店内をのぞき込むので、すっかり上野のパンダ気分になった。
どこにも寄らずに中央通りをずっと歩き、最後に書泉ブックタワーで『樹海の歩き方』を買って帰宅。樹海ではコンパスはぐるぐる回らないそうです。野犬もいないそうです。でも自殺死体はそれなりにあるみたいです。買ったときはわからなかったけど、本の最後に袋とじがある。取材中に発見した遺体のカラー写真が載ってるらしい。いまはちょっと開けてみる気になれない。
iPod shuffleから榎津まおさんのCROSSINGが流れてくる。いつのまにか口元がゆるんでしまっているのに気づく。おかしすぎる、どうしてこの人はCROSSINGをこんなに明るく歌えるんだ?? この歌声はぼくをセンタリングしてくれる。まったくたいしたもんだと思う。
- 作者: 栗原亨
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2005/04/28
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