id:boilednepenthesさんから回ってきたバトンを「答えます」と言ってからずっと放置してたらもうひとつ回ってきたので(なかなかやりますな)、まず最初のに回答します。
◆お気に入りのテキストサイト(ブログ)
ここ最近ちょっと静かだけど、ここ2-3日はでもちょっといっぱい更新されてた『おれはおまえのパパじゃない』、ししゃもさんとhonさんのやりとりにハラハラさせられっぱなしの『ボクとsixamoとsixamoの生きる海』、ぼくが詩人だったら書くはずの詩を書いてしまうので(しかも1000倍くらい適切に)詩を書くべき時間を他に使えて助かってます、の『小鳥の名は小島』。こんなとこでしょうか。それテキストサイトじゃないとか言わない。あと紹介したいところがひとつあるのですが、迷惑かもなーと思うので内緒にしておきます。
◆今読んでいる本
- 作者: 川合光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12/17
- メディア: 新書
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どうでもいいけど、“超ひも”って訳しすぎですよね。いくら"superstring"だからってさ。
◆好きな作家
筒井康隆、P.K.ディック、よしもとばなな。なんのひねりもなくそのままって感じですね。でもここらが好きだったのはちょっと昔かも。ここ数年はあまり作家にこだわって読むということはないです。最近は『十二国記』読んだ。『マリア様がみてる』も大半読みました。読むときには一気に読んで、その作家の本をほとんど読み尽くしてしまい、その後に出たのはなかなか読まない傾向があります。最初に挙げた3人もそう。マリみてもそう。マリみては白。志摩子好き。
◆よく読むまたは、思い入れのある本
意識(サイクロン)の中心―内的空間の自叙伝 (mind books)
- 作者: ジョン・C.リリー,菅靖彦
- 出版社/メーカー: 平河出版社
- 発売日: 1991/01
- メディア: 単行本
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アイソレーション・タンクの発明者である故ジョン・C・リリー博士の自伝みたいな本。「自分がされたくないようなことを被験者にやってはならない」という信念のもと、まず自分を実験台に、そこはかとなく嬉々としていろいろやってしまう、正統派(マッド)サイエンティスト。文字通りブッとんでます。
- 作者: アラン・ワッツ,竹渕智子
- 出版社/メーカー: めるくまーる
- 発売日: 1991/01
- メディア: 単行本
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タブーとは何か、何がタブーなのか。いきなり冒頭に「答え」が書いてある。でも、なんのことだか解らずに読み飛ばしてしまう。最後まで読んで、なんとなく解った気になって、ふと冒頭をもう一度見ると「げ、全部最初から書いてあるじゃん」という本。絶版中。
- 作者: R・M・スマリヤン,桜内篤子
- 出版社/メーカー: 工作舎
- 発売日: 1981/04/20
- メディア: 単行本
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ぼくのものの考え方の深いところにはタオイズムがあると思います。タオイズムに関しては加島祥造さんの本よりこっちのほうがお薦め。もし笑えなければそれはタオではない。
- 作者: カルロスカスタネダ,Carlos Castaneda,名谷一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/06
- メディア: 文庫
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メキシコインディアンのシャーマンに付いてフィールドワークをするうち、そのまま弟子入りしてしまうカスタネダ。宗教ってなんとなく「西系」「東系」に分かれるもんだと思ってたけど、インディアンのそれは(東系だろうと思ってたら)どちらともまったく違うと思い知らされ愕然としました。“トナール(言葉によって示すことができる世界)に対するナワール(日常性や理性をはるかに超えた世界)とは一体何か。呪術と信仰の本質を追究する実践哲学の書。”
とかあやしい本ばかり紹介してもあれなので、最後にまた『言語表現法講義 (岩波テキストブックス)』をお薦めしておきます。
◆この本は手放せません!
ありません。本は本だし、読んで頭に残ったもののほうが大事です。というか、もうなにもなくとも脳内の妄想を食べて一生やってけます。でももしどうしても無人島に1冊持ってけよーって言われたら、いまならマリみてで志摩子と乃梨子の出てくるやつを選ぶのではないかと思います。
◆次にバトンを渡すヒト3名
うーん。id:calculatorさん。id:erukさん。勝手な指名なのでスルーOKです。あと友人Yはヒマだったらお薦め教えてください。