すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

秋葉→新宿クリスマス日記

外出準備をして、午前配送指定にした『ユメミルクスリ』が来るのを待つ。受け取って速攻で外出、秋葉へ。メイドリフレへ。1時間後にお越しください、とのことだったので(このとき「行ってらっしゃいませ」と言われます。戻るともちろん「お帰りなさいませ」)、エスプレッソ・アメリカーノで昼食を取りつつ時間をつぶす。戻る。メイドさんに「あの漫画、名前は知ってましたよー」と言われる(17日の日記参照)。メイドさんに読まれてるみちアキのブログです。昨日とかもうすごい混んでましたー、という話を聞く。お休みですからねー、と彼女は言うのだけど、たぶんイベントDAY(メイドさんがみなサンタ服)+彼女いません、のせいだろうと思う。マッサージをしていただいたあとで、用意していったプレゼントを渡す(可愛い女の子はすべからくクリスマスプレゼントをもらうべきであるから)。好評を博した、と思う。渡したものは内緒。手作りクッキーをいただきました。

というかあんまりメイドメイド書いてるとみんなヒくよ、という意見もあるんですがどうでしょうか。ボク的には数少ない女性読者の支持を失う懸念はあるかも(笑)、とは思うのですが、これぐらいでヒかれるなら、まぁいずれそうなるだろう、早いか遅いかの違いだ、くらいに考えてます。所詮他人事ですし、何やってんだコイツとか笑いながら読んでいただければ幸いです。


「良いお年をー」とお店を出て、なんか時間が異様に余ってる感じなので、i-cafe(ネットカフェ)で休むことにする。カフェオレで、クッキーをいただく。プレーンのとチョコの。可愛いサイズ。美味しかったです。売り物に比べ、クッキー密度が高い感じ(味が濃いわけではない)。ごちそうさまでした。しばらく休むかーと思っていたけれど、暖房効き過ぎでたまらなくなってきたので、ヨドバシに移動し、丸福珈琲で再度休む。そして暗くなってきたので新宿へ移動する。

新宿。といいつつ代々木で降りる。東急ハンズへ歩く(代々木からの方が近い気しませんか?)。ワインオープナーと栓を買う。昨日、ひとりでケーキはさすがになー、と思ってセブンイレブンでワインを買ったのだけど、道具がなくて開けられなかったわけです。そのうえワインは開けたらすぐ飲まないと問題らしい、というわけで。


今日の新宿は、ひとりで歩くのは犯罪?みたいな中を、紀伊國屋書店本店の紀伊國屋ホールへ。“第28回 新宿セミナー @ Kinokuniya 『波状言論S改』(青土社)刊行記念トークセッション 「ゼロ年代の批評の地平 ―リベラリズムとポピュリズム/ネオリベラリズム」”(なっげー)を見にいく。だってこれさー、豪華だ。もちろん東浩紀さん、そして北田暁大さん、斎藤環さん、切込隊長こと山本一郎さん、ですよ。これで1000円なら行くって。当日券もまだあったみたいでしたが、開演時には座席はほぼ埋まってました。

まぁ、セッションの内容はどっかで(人文ぽい言葉をきちんと使える人によって)ちゃんと書かれるでしょうし、ぼくの受けた印象を。というか切込さんがツッコンでたのと同じ、つか、会場みんなそう思ってたんじゃないかと思うんですけど、「で、東さんはどうしたいの?」なんですよね。今はこれこれこういう状況なんですよ。行き詰まり感があって。変えていきたいんだけど。「変えたいって、じゃ、東さんはどうしたいんですか?」 いや、ぼくは(ぐだぐだいろいろ)だから。みたいな感じで、切込隊長氏がなんどもなんども言い方を変えて東さんにツッコムのだけど、逃げる。はぐらかす。うーん。『波状言論S改』は「宮台真司的なものを僕らはどう乗り越えていけるのか?」みたいな本だ、って東さんは仰ってましたけど(ぼくは未読ですが)、その方法自体はまだわからない、のだそうです。

や、それはちょっと違うんじゃないかなー、と感じてました。きっと東さんの中にはなにかあるんだと思う。言えない、いや言わないだけで。だって子供がいらっしゃるのにいつまでもリベラルリベラルとか言ってらんないじゃないですか(笑)。目の前のニートをどうこうしようとは思えなくても、自分の娘さんがそこに育つ「日本の未来」をちゃんと考えないわけにいかないでしょう。でもきっとそこで、200-300年先の日本とかでなくて、「すぐに」効果あるものってーと、やっぱ「政治」とかになっちゃうんでしょうね(「議員バッチ付けたいんでしょ」とか切込さんに言われてた)。けれどそれじゃ「転向した」って批判してた宮台さんと同じやり方になってしまう。そりゃシャクだ。というあたりなんじゃないでしょうか。かといってポピュリズム(初めて使いましたこの言葉)に対抗できるようなものってーと………うーん、宗教?w そんなの、簡単じゃないですよね。言い方注意しないとすぐニューエイジ/精神世界/宗教に近づきますよ(ぼくは歓迎ですが)。それに、それ、批評なの?ってのもある。思想? よくわかりません。

で、最後の会場との質疑応答の時間があって、まぁ、あまり面白くない質問がいくつか出て、最後に盛り下げてもアレなんで質疑応答は3/4ぐらいの時間のときにやればいいんじゃないかな? と思ってたら、なんと客席に宮台真司さんがいらっしゃってました。マイクが渡って、そういう話が聞けるかと思っていたのでちょっと残念でしたー、みたいなこと言われて、切込さんに、楽屋では「今日は言ってやるぜ」みたいだったのにどうしたのー?とか言われて、えー今日は結構言ったよ?みたいな感じで、終了でした。なんかワイン飲んでるんで文章アレですみません。

北田さんは、今日はあまり前に出ないどこー、みたいな感じでした(初めて拝見したので、いつもあんななのかどうかはわかりません)。斎藤さんは、うーん? 今日は微妙だった? 微妙にずれてた? 切込さんは、面白かった。なんかねー、いっつも動いてるんですよ。足組み直したり水飲んだり髪触ったりいろいろ。人が喋ってるときとかも、喋ってる人よりアクションがあるので、目が行ってしまう。すると、うんうん頷いてたり、えー!?違くねー??ってカオしてたりする。意見もわかりやすくて説得力あってすごく面白かった。つーか写真見て思ってたんだけど「いいメガネ男子」じゃないですか? ぼくが女性なら後略。実物もカッコ良かったです。


追記:重大なこと書き忘れ。東さんと北田さんでなにやら雑誌を立ち上げるとのこと。