すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

彼はどう思われているのか

23mmはてな日記 : ミーハー(非オタク)が「萌え」について語ってもいいじゃない。あるいは23mmのululun/みちアキ/yuki1976_2萌えについて。

最初のうちは、過激っぽいことを淡々と書く人だなぁ、と思ってました。すぐに、過激っぽいことだけじゃなくて、全てのことを淡々と書く人なんだ、と気付きましたが。だから、印象が「ちょっと平熱低めなの?」というものに変わってきます。でも、物事を捉える際の新しい視点がたくさん得られるので、読んでてとっても楽しいんですよね。

で、そういう「平熱低め」な感じが、少女マンガの登場人物っぽくて萌えるのかと思ってたんですが、最近そうではないなと感じ始めていて。そのきっかけが「私信的秋葉→神保町日記」という記事。これを読んで僕は「あぁこの人は、平熱低めなんじゃなくて、過剰に平熱なんだな」と思ったんです。この「過剰」ってところがポイント。


nijuusannmiri氏による「ululun/みちアキ/yuki1976_2」のどこがモエなのか、という記事の、みちアキ評部分。ふーむ、という感じ。他人にどう見られているか、というのはとても気になるところなのであるが、「平熱低め」などという評価軸が存在するとは思いもよらなかった。というか、それ、萌えポイントなのか?

というわけで、「平熱低め」はなにかについての婉曲表現であると解釈するのが妥当と思った。おそらくそれは「冷たい・冷静・感情の起伏が乏しい」というあたりであろうかと考える。そしてこの後で、

みちアキさんは、淡々と文章を綴っているけれど、それは感情の起伏が平坦だからじゃない。むしろ起伏が激しすぎるほどなんじゃないか。他の人が書くと、擬音やわざとらしい修飾語だらけになってしまう出来事を、あえてあんなふうに書いてしまうんだ。または、どうしてもああいう文章を書いてしまうんだ。


とフォローが入るので、やはりまずここのブロガーがバラまいてるのはそういう印象なのだろうな。

そのように受け取られるのは、まぁ実際そういう面もあるのだろうけど、他にも考えられる。まず彼は、他人と親しくなるのを面倒に思う傾向がある。相手がこの4月入社の新入社員だろうと基本はさん付けで丁寧語である。「じゃ、○○さん、これよろしくお願いしますね?」である。距離を取ってほしいので、慇懃無礼に見えるように振る舞う。そしてごくわずかだが、親しい人間に接するときは態度が変わる。メッセンジャーのログを公開したらみなひっくり返るのではないかと思う。

それと、熱しにくく冷めやすい、という性格もあるかと思う。興味が持続する期間が短い。そのうえ彼は世界のほとんどの部分に関心がないのだ。ほとんどが「ふーん?」なのだ。というより、ものごとへの関心を持つポイントについて他人とのズレが大きく、あまり話が合わないのだろう。未だに彼は、自分がほんとうに話したいことについて生まれてからまだ一度も誰とも話をしたことがない、というコンプレックス/悲しみを克服できていない(まぁ「それ」がなんなのかを明らかにしていないのだからある意味当然でもあるが)。そういうことを話せる相手を物色しているのがこのブログである、かもしれない(物色されてますよ?)。

ああ、あと単に、感情を直接出さない文章の方が好い、と思ってるのもあるだろう。「起きたこと」の描写によって内面を想像させるほうが好きなのだ。ハードボイルド風味というか。


しかし、「で、そういう「平熱低め」な感じが、少女マンガの登場人物っぽくて萌えるのかと思ってたんですが」というのは、どうなのか? これはあるのか? もし本人気づいてないがこれがあるのなら、武器になりうるので今後は積極的に活用してみてもいいと思う。ねえか。どうなんですか? そんなふうに意図的にやったら鼻持ちならねぇ〜となるのだろうか(とか考えたことさえもすぐ忘れてしまうので、結局はなにも変わらないだろう)。