すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

いつまでブログとかやってんのか

年初らしいことでも考えてみようかと思います。


去年の末、というか10日くらい前?に、id:Marco11さんから「はてな潰れたらどこいく?」みたいな質問をいただいたんでした。それで、ちょっと考えた。はてなは潰れるか? 1年内は、ないと思う。2年でもまぁ、ない。しかし3年とかいうスパンになってくると、もうわからないですねこの業界では。潰れるっていうより、どっかに吸収されてたりとか、業態が変わってたりとか、そういうのは、あるかもしれない。しかしはてなのことだから、はてダを止めるにしても、きっと他のブログサービスへの移行措置はなんかやってくれるんじゃないですかね。まぁそのへん見て、元はてダ・はてブユーザーが多く流れていきそうなところに自分も行くと思います。やっぱりねー、「ブログは自分のために書く」みたいなことはよく言われますが、「自分のためだけに書く」のは、ぼくの場合は無理。リアクションがないままではとてもとても、書くモチベーションは保てません。だから、いろんな方面からのアクセスパスがあってエントリが人目に触れやすいはてなダイアリーは、たいへん自分に向いている。使いやすさとかよりそっちのが大きいな。もちろん「村」の気風が自分向きだというのも大きい(もっとシンプルに言うと「使ってる人たちのことが好き」)。Yahoo!で書くとかmixiで書くとかはどうにも考えられませんね。

しかし、そもそも「いつまでブログとかやってんのか」って話もある。あと5年、はあり得ないなぁ、と思う。でもあと1年は続くだろう。しかし2年は? じゃあ3年は? このへんで怪しくなってくる感じがありますね。だいたい、あと5年も「ブログ」という形式が残っているかどうか。個人の「web上での表現の場」としてのいわゆる個人HPがブログに取って代わられたように、ブログもまた、ということはないとは言えない。でもまぁ、それってどんなサービスよ?と言われたら想像もつかないけど、けどブログだって想像はつかなかったので。うーん、ブログの改良型みたいなものか? SNSとかが主流には、ならないと思う。クローズドなものは嫌いなので(願望ですか)。一時期、音声や動画を取り込んだものが流行っていくのかな?ってちょっと危惧したこともあるんですが、それもまぁなさそうな感じだ。個人情報出すのはキケンだって認識も広まってきましたしね。それは声とか載せたくもない自分にはいい傾向。それに、動画や音声は基本的に飛ばせない、5分のものを見聞きするのに5分かかるってのがネック。だからYouTubeとか短いのはいいかなぁと思うんですが。


というわけで、ぼくがここでなにかを書くのはおそらくあと1〜数年、の間のことじゃないかと思う。つまりその間に書かれるのは、数百エントリか千数百エントリ、ということになります。要するに「あなた」がぼくとコミュニケーションを取れる機会も、おそらくその程度だろうってことですね。実際は、ゴミみたいなエントリも多いし、(コメントやブクマやTBで)なんか言ってやろう、と思えるような中身のあるのはまぁ数分の1? そして現実にそれがなされることは、もっとずっと少ない。ぼくがここを止めるまでに「あなた」と話をする回数は、多い人で2桁、少ない人はあとわずか数回だと思います(もちろん“ゼロ”って人が一番多いでしょう)。そしておそらく、はてダを移ったら、その時点でほとんどの人とは、そのまま縁が切れる。ぼくははてダ始めてからオフラインの集まりとか1回も出てないですし、今後もそうだと思うし。

思うのは、そう、振り返ると、もう会えない人たちと最後に交わした言葉は、まず別れの言葉ではないよなぁ、ってことですね。なんとなく、遠ざかって、それきりみたいな。あの時一緒に出かけたのが最後だったっけ、とか。結局あれが最後だったのかと、あとにして思う。そう思うとさー、なんかこう、もうちょっとこー自分はやさしく振る舞うこともできたんではないだろうか……とか!とか!人生訓めいたしめっぽいハナシになってしまいそうなんですが、決して言いたいのはそういうことではなくって、でもなんだろう。うまく言えない。やっぱ人生訓なのか? 一期一会なのか? いやイチゴイチエは好きだけどさー。そうではなくてだな、うーん、つまり、「現在」を「未来から振り返った過去」として捉えることもできて、そうできれば、変えられる過去ってのもあるんじゃない?ってぐらいなのかと思う。未来のあなたが「そっかー…」って振り返ってるその瞬間の「いまここ」にほらあなたは現にいるわけなんですよ。もしそれが最後の機会だったって知ってたらどうするか? でもまぁ、悪いほうに変えようって人はいないでしょうけどね。

そしてほんとのところは「今だけが今」ですので、そこらの認識は自分に都合いいふうに適当に使い分けていきましょう。