すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

宗教を始めてみる

小飼弾さんが紹介されていた「人類は「宗教」に勝てるか―一神教文明の終焉 (NHKブックス)」を読んでいるのですが、んー、この手の本をいろいろ読んできた自分には、特に目新しいところはないなぁ、という印象でした。まだ第6章“ヒロシマはキリストである”を残しているので、大逆転があるかもですが。

で、著者の人が第4章で、一神教・多神教を超越した「無神教」コスモロジーなるものを提唱していらっしゃいます。まぁ内容的には特に(ryなんですが、いいなぁ、その、気軽に新しい教えを「提唱」しちゃうの、ぼくもやりたいなぁ、と思って。

というわけで、いよいよぼくも宗教を始めてみることにします。入信するんじゃなくて作るほう。


/////


うっわーやべー乗り遅れた!?と思ったら、なぜか前の列車がちょっと遅れていて間に合ってしまったとか、あちこちの書店を探し回っても見つからなかった本が、なぜか地元の本屋にぽつりと1冊あったとか、そういった経験は、誰しも持っているものと思います。そして、その時に「ありがたいッ」という感謝の気持ちのようなものが沸き起こってきた人もいるのではないでしょうか? でも、それってよく考えると不思議ではないですか? 感謝の気持ちは本来、誰かに/何かに、向けられるべきもの。対象を必要とするもののはずです(でなければ「さすが俺様!」になる)。その“偶然の幸運”に対して、ふと、心中でつぶやく感謝の念。いったい誰に/何に対してあなたは「ありがたい」と思ったのか。その先にある“それ”はいったいなにか?

で、ぼくが“それ”のことを“ありがとさま”と名付けることにしました。


以下、「ありがとさまの教え」についてのメモ。今日のお昼に思いついたばっかりなので、まだあんまりまとまっていません。

  • Q. なんでひらがななの?
    • A. 「アリガトサマ」「有難様」とか書いてみたんですけど、ひらがなのがよくないです?
      • 「ありがと様」にすると一気に本物臭が出る気がします。
  • Q. みちアキは教祖なの?
    • A. ぼくはそのへんにあるものを拾ってきて適当に並べるだけです。預言(言葉を預かるほう)者?
    • 教祖とかいなさそう。ていうかキリストだってキリスト教の教祖なわけじゃないですよね。
  • 現世利益。(詳細は不明)
  • ありがとさまの実践について。とりあえず以下の通り。
    • 机から落ちたボールペンやら書類やらを拾ってもらったときとか、つい「すみません」と言ってしまうシーンで、なるべく「ありがとう」と言うようにする。
    • いまのところこれだけ。
      • Q. 「ありがとさまー!」じゃないの?
        • A. そんな恥ずかしいこと言えますか?
  • 「おはようさま」とか「おつかれさま」とか「おかげさま」「おせわさま」は仲間なのだろうか? そうかもしれないが、むしろそれらもありがとさまの別の層の顕現と考えるべきだろう。
  • 山頂からの景色を見て「すっげー!」って思う行為は、明らかにありがとさまと関係がある。
  • 「コーヒー噴いた」も実はありがとさまに向かって噴いている可能性があるが、こちらはまだよく研究されていない。
  • Q. 「さすが俺様!」って思っちゃう人は救われないの?
    • A. なんらかの救済の手段を講じたいと思います。
  • Q. ありがとさまにお布施をしたいのですがどうすればいいですか?
    • A. 神社やお寺でお賽銭を入れるときに、ありがとさまの分をちょっと上乗せしましょう(1割とか)。教会なら献金のとき。寺も神社も教会も行かねー!って人は募金のときとかでどうぞ?
  • このように、ありがとさまは他の宗教を排除しません。むしろかけもちを推奨します。
    • それはなぜかと言いますと、そのあたりがありがとさまの神髄に関わる部分らしいです。
  • ありがとさまの暗黒面について。(存在するようだ。詳細は不明)
  • Q. もうちょっとなにか実践するべきことはないの?
    • A. 次回までに考えておきます。というか、むしろ提案していただけると助かります。気に入ったものは採用します。
  • Q. 人間は死んだらどうなるの?
    • A. わかりません。でも現世利益の教えなのでそのあたりはあまり気にしないかもしれません。
  • Q. ありがとさまはガザ地区空爆に対しいかに処するか?
    • A. 難問です! よくわかりません。現在のところなすすべもないという感じです。
  • 「宗教同人」というのはどうだろう。 (意味不明)
  • 巫女さんとかどうだろう。 (意味不明)
  • Q. ありがとさまはどこにいるの?
    • A. 偏在します。木を2つに割ればそこにいるし、石をひっくり返せばそこにいる。むしろそんなことをする必要もない。ユビキタス。特定のどこにいる、ということはないです。つながりたいと思ったらすでにつながっている感じ。


/////


だんだん思いつかなくなってきたのでいったんここまで。なんか思いついたら足すかも。次(あるの?)はもう少しちゃんと教義とかまとめたいですね。