すべての夢のたび。

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ひとまず「死後の世界」を信じてみる

ひとまず、死後の世界はあるものとして、日々の生活を送ってみるのはいかがでしょう? その素晴らしい効能は「死ぬのが怖くなくなること」です!


「いや、あるかないかなんてそんなの死ぬまでわかんないし、てかさ、なかったらどうするわけ?」

  • ほんとにあった → おめでとう! 死は終わりではなかった!
  • 実はなかった → でも大丈夫! 詳細は以下にて……


「死後の世界は実はなかった」というのは、「睡眠中にぽっくり死んでしまうこと」にすごくよく似ています。寝ている間になんらかの原因で死んでしまい、二度と目が覚めることがない。これは、誰にだって充分あり得ることで、よく考えるとちょっぴり怖い。でも実際には、わたしたちは布団に入って寝ることをいちいち恐れたりはしません。それは、「明日の朝もいままで通りにちゃんと目が覚めることをパーフェクトに信じ切っている」からです。

信じ切っているというより、「寝ている間に死んでしまう可能性」になんてハナから思いも至らない、と言った方が近いでしょうか? いずれにせよ、わたしたちは、「明日が来ること」にまるで疑いを持っていない。それゆえに、寝ようと思い立って、寝て、そして仮にそのまま死んでしまったとしても、その間に恐れや後悔の入り込む余地がまったくないというわけです。

そして、同じように、「死後の世界はある」とすると、実際にそれがあるかないかにはまったく関係なく、死に対する恐れを取り除くことができてしまうのです。どうでしょうか? あるなしは置いておいて、ひとまず信じてみる、そうしてみる。ここのところがポイントです。もしなかったら……という恐れは、ほんとうは必要がないものなのですよ。