すべての夢のたび。

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みんな知りたい、保険金の出る“自殺”術

みなさん、生命保険は入ってますか? 「社会人の責任として当然です!」でしょうか。では、生命保険には免責期間というものがあることはもちろんご存じですよね? 「加入から×年以内の自殺の場合、保険金はお支払いできません」というアレのことです。最近の保険ですと通常3年に設定されていますね。イザという時に「保険金が出ないなんて超ガッカリだよ……!」というようなことにならないために、ここでちょっとしたヒントをお教えいたしましょう。

あ、でも、くわ〜しく書いてしまうとあまりよくない(というか、マズい……?)ような気がすこししているんで、すべては書きません。でも大事なポイントはちゃんと書くので、あとはみなさん各自で補完してください。それと、「この方法でやったけど出なかったし!」って場合でも、化けて出るのだけはご勘弁ください。


では、いちばん最初にいちばん重要なことをお話しいたしましょう。それは「保険会社が免責を主張する(=「保険金は払えません」と言う)場合、保険会社の側に自殺であることの立証責任がある」ということです。保険金を請求する側が「自殺でないこと」を立証する必要はないのです。そして、「自殺かどうかはっきりしない場合は、保険金は支払われる」ということ。

どうしてそんなふうになっているのでしょうか? 何年か前に保険金不払い問題というのがありましたよね。あのとき、各保険会社は、金融庁からキッツーいお叱りを受けました。なのでそれ以来、二度と同じ問題を起こさないように、「よくわかんないときは、払う」というのが各社の方針になっているのです。

たとえば、「アルコールを大量に摂取した人が、マンションのベランダから転落死した」なんて場合、「まぁ、それって、あるよね……」ということになるんじゃないでしょうか?(これから暑くなってきますしね!)


でも、もし遺書があったら、そりゃ当然自殺ですよね。それに、いくら酔ってたからって、首吊りで死んだのなら、そういう遊びをする人はあまりいないと思うので、自殺だーってことになってしまうでしょう。転落したはずなのになぜか靴が揃えてぬいであったら、あれれ……って思われるだろうし、家族や周囲の人になんかそれっぽいことをほのめかしていても駄目です。それからこれはとても大切な点なのですが、「このエントリへのアクセスログが残っていたらダメ!」です。当然ですが、警察による調査はふつうにありますから、ブラウザの履歴はちゃんと消去しておきましょう。

それと、細かいポイントです。まず、欲張らないこと。いいとこ3000万円まで、と思ってください。保険金が高額になると、保険会社による調査の気合いの入り方が違ってきます。だからといって、複数社へ加入することもやめてください。保険会社どうしは、自分のところの契約者が他の会社でも契約していないかどうか、互いに照会することができるようになっています。あと、自分から保険会社に連絡を取って加入しないこと。これも大事です。いつも来るセールスのお姉さんとかを通して、さりげなーく加入するようにしてくださいね。

そして最後に、大変申し訳ないお知らせです。ここまで気を遣っても、加入してすぐの実施は、間違いなく疑われます。せめて数ヶ月、できれば半年は、待ったほうがよいものと思われます。それでも3年に比べればだいぶマシなのではないでしょうか?(まぁ昔は1年だったんですけどね。「1年なら待てる」という人が増えたのです)


「保険金の出る“自殺”術」は、だいたいこんなところです。ご参考になりましたでしょうか? ごらんの通り、条件はけっこう厳しいです(そのうえ、全部書いてはいないことにご注意)。困難を乗り越えてまでやる価値があるのかどうかは、実行される方のご判断にお任せいたします。というか、ぼく自身は、ここに書いてしまったので、もうこの方法は使えなくなってしまいました! いや、べつに、いいんです。“転落死”とか怖いし、無理。ぼくはお金が欲しいわけじゃないもんね……と書いて、そもそも本人が保険金をもらえるわけですらないことをやっと思い出しました。