雨降り神保町日記

昨日行けなかったので行くことにした。髪を切るつもりだったけど昨日飲み過ぎたのかなんとなく体調が悪く、少し遅めの時間に美容院の予約を入れた。髪を切っているうちに土砂降りになり、その中をもしものためのちいさな折り畳み傘で歩く。

神保町。「パーツのぱ」はやはりどこを探してもない。素直に増刷を待つこととする。「1Q84」も最初に見た3店ほどでは売り切れており、まさかと思ったけれどさすがに三省堂にはあった。いくつかのスペースで平積み展開をしていた。入り口は軽く村上春樹フェア状態になっていたように思う。

靖国通りに面した、以前立ち飲みもつ焼き屋になったけどすぐ潰れ、最近ラーメン屋になった店に入った。自販機でチケットを買うのだけどウリはつけ麺のようだ。でも特につけ麺好きなわけでもないのでふつうにラーメンを頼んだ。もうひとつの特徴は価格か。ラーメン500円は立地を考えると安いと思う。ラーメン自体は、そんなに特色はない。けれど不味くはないので価格からすれば何の問題もないと思う。運ばれてきたときにニンニクの匂いがした。スープは油で封をしてある。麺は太め。夕方4時半という中途半端な時間にも関わらず、狭い店内には6-7人の客がいたので、そこそこ流行っているとは言えるのではないか。

さー読むぞーとスタバに入ってラテのグランデを頼み、「1Q84」を読み始める。面白い。また2つの物語が交互に語られる形式だ。いまのところ「ふかえり」側の話のほうが面白く感じられる。1hほど滞在し、岩盤浴の店に予約の電話を入れたところ、珍しく、混んでるので少し待って欲しいと言われた。珍しくというより、そんなことを言われたのは数十回通って初めてだった。ぶらぶらしていると、嫁から電話が入った。昨日の夜に死んだ猫は、今日の昼に霊園に引き取られ、夕方に焼かれたという。昨日の今ごろは生きて息をしていた猫が、今はもうこの地上にはいないのだ。なんと不思議なことだろうと思う。

岩盤浴に行って、どうもあまりものを食べたり飲んだりする気が起きないので、いつもは飲み屋に直行するところを一度喫茶店に入って「1Q84」の続きを読んだ。それから飲み屋へ(結局行くのだ)。今日はちょっと遅いですね、どうしたんですか？と聞かれた。10章まで読んだところで帰宅することにした。

で、今日買ったものは。

1Q84 BOOK 1

今の、日本の、課題図書。エルサレム賞スピーチと違う点は、有料であるところです。語りたい人は買いましょう。

YOKO KANNO SEATBELTS 来地球記念コレクションアルバム スペース バイオチャージ

菅野よう子好きにはたまらないと思われる、本人選曲によるCD3枚組のベスト盤。収録曲がヤバすぎる気がする。まぁ短めアレンジで収録されてるのが多いようですが。まだ聴いてない。本格的に聴くのは新しいウォークマンを買ってからかな。