すべての夢のたび。

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もう、規制されちゃおっか?

なんか半ば諦めつつあるぼくですが。児童ポルノ禁止法改正案について。


保坂展人のどこどこ日記 : イタリア「テレホノ・アルコバレーノ」児童ポルノ国別調査は

イタリアの児童保護団体《テレフォノ・アルコバレーノ》(http://www.inthefrontline.org/)によれば児童ポルノサイトの国別利用者数は

【2004年】
1.アメリカ 32.71%
2.ドイツ 5.72%
3.ロシア 3.93%
4.日本 3.59%
5.フランス 2.52%
6.イタリア 2.25%
7.オランダ 1.94%
8.スイス 1.57%
9.ポーランド 1.55%
10.イギリス 1.54%

【2007年】
1.アメリカ 22.82%
2.ドイツ 14.57%
3.ロシア 8.39%
4.イギリス 7.02%
5.イタリア 6.14%
6.フランス 3.56%
7.カナダ 3.16%
8.スウェーデン 2.94%
9.スペイン 2.05%
10.日本 1.74%

このようになり、3年間で日本の利用者数が半減しています。
そしてもうひとつは、単純所持処罰化を導入したイギリスとドイツの利用者数が急増していると言う実体です。


なんで日本、減ってるんでしょうね? それにしてもアメリカwwwww ひっどいなぁ。日本なんて可愛いもんじゃん。イギリスもひどい。よくもその様で陵辱ゲームどうこう言ってくれたよなっていう。


けれどまぁ、規制派は、理屈で動いてるわけではないから、こういう調査結果をいくら叩き付けようが無駄なんだと思う。まず「ロリペドキモい」「オタクキモい」って単純な差別感情が根っこにあって、それを自分にすら覆い隠すために無茶な主張を繰り返してるだけなんだろうから。あの人たちとコミュニケーションを図ろうとするなら論理では無理で、多分、「北朝鮮政府との交渉に長けた人」とか、そういうのを立てないとだめなんじゃないかな?

一方でぼくらですが。ぼくらオタクはまぁ、「3次元はともかく、2次元は規制してくれるな」と思ってます。現実の被害者がいるわけでもない漫画・アニメ・ゲームまで規制するのはどうなんだよ、と。でもその規制してほしくない理由ってつまるところ、「リア貧のぼくらからオナニーのネタまで奪わないでください」であるわけなんで、これもまた声を大にしての主張はちょっとしにくいのですw ほんとうにこれが「表現の自由の危機」だという意識から規制に反対している人は、オタクの中にはそう多くないのではないかと思う。

これは「オタクキモい」VS「ズリネタ取るな」の戦いだとぼくは思ってます。まことにひどい。表面上は、ですけどね。政治的にはもっと深いものがあるのでしょうけど、そのへんはぼくにはよくわかりません。


でもまぁ、流れ的に今回は、児童ポルノ単純所持の違法化は避けられない雰囲気ですね。あとは「ポルノ」の線引きをどのあたりにするか、ってくらいしか余地はなさそう。創作物を含むか含まないか。規制反対派、もうちょっと危機感を持たないと、押し切られそう。これは表現の自由の問題なんだよ、って理解の仕方が広まらないと難しいだろうなぁ。

いっぺん全部規制されてもいいのかなぁ。そして中国のことを笑えない国になって。それで、まじめに考えなくて悪かったよ、ときちんと反省して、もう一度自由を取り戻す戦いに挑むとか。まーいっぺん決まっちゃったら無理ですかねー(笑)。深く考えずに規制に賛成している人たちも、子供がいるなら、今まで以上に気をつけたほうがいいと思います。これで児童相手の犯罪が減ると思っているのは想像と現実の区別がつかない人だけ。引用したのは児童ポルノサイトのアクセス件数ですが、事実欧米では規制後のほうが犯罪件数が増えているそうですから。それでもキセイしたいんだもん、しかたないよねーと思います。捕まった人はちゃんと「2Dを規制されたので仕方なく……」って答えてよね!(笑)


ところで「現実の被害者がいるわけでもない」って書きましたけど、じゃあもしかきふらい先生が「澪の陵辱同人とか描いてほしくないんだけど!」って言ったらどうするんだろう?