すべての夢のたび。

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Neurotwitterism


神経細胞 - Wikipedia (図も同項より)

神経細胞の基本的な機能は、神経細胞へ入力刺激が入ってきた場合に、活動電位を発生させ、他の細胞に情報を伝達することである。ひとつの神経細胞に複数の細胞から入力したり、活動電位がおきる閾値を変化させたりすることにより、情報の修飾が行われる。

神経細胞は主に3つの部分に区分けされ、細胞核のある細胞体、他の細胞からの入力を受ける樹状突起、他の細胞に出力する軸索に分けられる。前の細胞の軸索終末と後ろの細胞の樹状突起の間の情報を伝達する部分には、微小な間隙を持つシナプスと呼ばれる化学物質による伝達構造が形成されている。


図の"Cell Body"が細胞体、"Dendrite"が樹状突起、"Axon"が軸索ですね。

細胞体から伸びている樹状突起は複雑に枝分かれし、他の多数のニューロンの軸索終末(Axon terminal)に接続しています。そして、樹状突起を通して他のニューロンから入力されたパルスの総和が一定の閾値を超えると、自らもパルスを発し、それが軸索を通って軸索終末に連なる多数のニューロンに伝えられます。

というこの動きが、なんかツイッターのそれに似てるなーと思っていました(逆ですが…)。タイムラインを流れるフォローしている人たちの発言を眺めていて、受け取った刺激があるレベルに達すると、つぶやきが発生、それがフォロワーに伝えられる。まぁ脳細胞と違って情報が多ビットですけどね。


インターネットは地球の神経系だと以前から言われてましたけど、ついに地球も「脳にあたるもの」を手に入れたのかも知れませんね。少なくとも今までのどのサービスよりも、ツイッターの振る舞いはそれに近いように感じられます。大きな刺激が入ってくるとそこら中に波が広がるように一斉に興奮状態になるところなんかもそっくりだと思う。

ただ、実際の脳はニューロン1つにつき1万ほどの接続を持つため、ニューロンが150億あれば150兆の接続があると考えられています。つまりそこには「総計150兆人のフォロワー」がいるというわけです。この分では地球が自意識を持つようになるのはまだまだ先のことかも知れません。