すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

ナイーブで楽観的な日本国首相

ぼくのTwitterのTL(タイムライン)は自分からフォローした人は5%ぐらいで、残り95%はフォロー返しをした人で構成されています。あんまりTLに流れる内容をコントロールしようとはしていない。しかし、つぶやく内容に鳩山首相と小沢幹事長絡みのものが多いせいか、次第にそういう人たちからフォローされることが増え、最近TLの内容がちょっと政治っぽくなってきました。

まぁぼくのつぶやき自体は"政治"などといった高尚なものではなく、ほとんど単なる文句かネタにして笑ってやれというものでして、家帰ってまで不機嫌な思いしたくないので夜はあまりその手のニュースは見ません。

さて、今日昼間見たのはこのエントリ。

国と国との外交関係であれ、企業と企業の関係であれ、個人と個人の関係であれ、およそ「相手のある問題」について考える時には、先ずは、「自分が相手ならどう考え、どう行動するだろうか?」を推測するのが鉄則ですが、その観点から考えてみると、現在の日米関係は、本当に「瀬戸際」にあるように思えます。米国側から見た現在の日本政府は、「困惑」の対象から「不信」の対象へと、次第に変わりつつあるに違いないからです。
今、彼等の頭に去来しているのは、下記のような「疑念」の蓄積から導かれたものでしょう。


ぼくなどが引用するのも畏れ多い「アゴラ」内のエントリです。ここでは筆者の想像する「米国側の疑念」が7つほど並べられています。そのうちの1つ。

3)鳩山首相の使う「友愛」という言葉は、当初は「ハト派のイメージを強調するために、適当に響きの良い言葉を使っているだけ」と思っていたが、実は、彼は、本心からそういうものを信じる、生まれついての「ナイーブな楽観主義者」なのではないか?


首相がひたすら繰り返す、誰も正確な意味をつかむことができていない「友愛」という万能キーワード。先日ふと思った(のでTwitterでもつぶやいた)のですが、もしかしたら首相は、ほんとうはただシンプルに「平和」と言いたいのですが、それだと言うたびに「鳩だけに!」とツッコミを入れられる(と言うか、いままでもう散々言われてきていると思われる)ので、それが嫌で「友愛」という曖昧な言葉を代わりに使っているのではないでしょうか? 実際、首相の言う"友愛"を"平和"に置き換えてもたいていの場合ふつうに意味通じますしね。

で、米国側はわが国の首相を「ナイーブな楽観主義者」と考えているのではないだろうか、という筆者の想像は「ヌル過ぎる」というのがぼくの考えです。おそらくそんな甘いものではないでしょうね。国会という場で宇宙の始まりの出来事から語り始めてしまうような人、オカルト雑誌の定期購読者ですよ。ロマンティックな理想主義者で、世間知らずのスピリチュアリスト。そんな首相がかつていたでしょうか? というより、そんな人間がトップになった国がかつてあったでしょうか? マンガが好きなくらい別にいいじゃないですか。今回なんて存在自体がマンガですよ(笑)。

もともと私は、理論的に証明されないかぎり信じないという世界にいましたが、女房と出会ってからは、理屈では説明のつかないことをたくさん体験しました。そのために頭のなかが混乱しましたし、「そんなバカな」とも思いましたが、現実に目の前で不思議なことが起こると、「やはり何かあるな」と思わざるを得ません。

理屈だけの世界で四角四面に生きるだけでは、何かこう、窒息しそうな感じがするじゃないですか。不思議な世界に触れているほうが、豊かに生きられると思います。

UFOという物の存在も、頭のなかでは理解しています。科学的にいっても未確認の物体が飛んでいるというのは十分あり得る話ですし、銀河系のどこかに知性を持った生物が存在するだろうと考えるのは当然だと思います。ただ、私の理解はその程度でして、女房に突然「金星へ行って帰ってきた」という話をされると、まだまだ戸惑ってしまいますが(笑)。

私は科学者の端くれですから、科学がすべての真理を解き明かしていくのだと思いたかったのですが、現実には、科学というのはほとんど何も解明していないと言ってもいいくらいです。たとえば「気」のように、目には見えないし科学的にも解明もされていないけれど、さまざまな現象を起こすものが実際にあります。本当は、その事実をいかにサイエンスとして解明できるかに興味があるのですが、日本はそういうものに対して全く無関心ですね。一方アメリカやロシアは、国が研究資金を提供して、かなり科学的に研究しているわけです。

そんな時代だからこそ、自然との共生という思想を、大人から子供にまで浸透させていくようなシステムをつくらなければならないと思っています。そのシステムづくりは、民主党がやってもいいし、他の党がやってくださってもかまいません。私の目的は民主党をよくすることではなく、日本をよくすることですから。


私が出あった世にも不思議な出来事』の鳩山由紀夫インタビューより引用。おそらく一昨年かそこらあたりの収録と思います。

しかし書き写しているうちに「あれ……??」という気になってきました。「これ別に、そんなに変なこと言ってないじゃん……」という。いやーふつうの人たちから見れば十二分に変でしょうけれど(笑)、ぼくはもともと科学も好きですがオカルト・スピリチュアル・宗教も大好き、という人なので、政治家のような立場の人がこんな"柔軟"なことを言い出すというのは、歓迎してもいいはずなのですが……。

でも首相がこれじゃあやっぱりちょっとね!(笑) みんなで祈ればきっと平和が来るよ!みたいな人が国のトップってのは、やはりすこしマズいのではないだろうか、と思うのです。ぼく自身はみんなで祈れば平和くらいもしかしたら来るのかもなぁ……って人なんですが、トップはちゃんと堅実で現実的な人がなって欲しいと思うのです。そうでないと、ぼくが安心して遊べませんからね。

しかしなんだ。なんでこんなザマになっちゃってんですかね、今の民主党政治。やはりあれか、O(オー)か、O(オー)の奴か、あいつが裏でいろいろ企んでるせいか……などと思ってしまうのでした。……あと「女房」ですか?w