すべての夢のたび。

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アバター観た。

本格的3D映画として評判高い『アバター』。気になっていたところ、いつも行く映画館の予約状況をチェックしたらそれほど混んでいなさそうだったので、チケット取って朝から行ってきました。

入り口で3Dメガネを渡される。液晶シャッター式ですね。だいぶ前に3D映画を観たときは巨大なゴーグルのようなものを渡されて、映画の後半はもう首が痛くて仕方なかったのですが、知らぬ間に相当進歩していたようです。

普通の予告編のあと、3Dの予告編があります、というような案内が出て、ここで皆3Dメガネ装着。『コララインとボタンの魔女』と『不思議の国のアリス』でした。なるほどねー、という3D具合。というか観客側に何かが向けられている/迫ってくるようなシーンを意図的に多く含めているようです。そりゃそうか? ドゥケドゥケドゥケドゥケ (NO MORE 映画泥棒)はやんなかったですね。3Dじゃ撮っても意味ないからでしょうか(んなこたない)。そしてその後、FF13の3D映像が流れました。映画化すんの?と思ったらただのソフトの宣伝だったw チョコボが飛び出してきてくるくる回ってた。

そして映画本編。やはり、液晶を挟んで見ているぶん、画面がちょっと暗いのと色合いが変で彩度も低いのが気になります。まぁそういうのはこれからいくらでも改良されるでしょう。3Dはとても自然でした。予告編の2本より控えめな使われ方をしている。立体感はきっちりとありますが、スクリーンからこちらに向かって迫ってくるような使い方はあまり行われていません(ただし高所シーンが非常に多いので恐怖症の人にはどうだろうw)。3Dっぽさを強く主張しないのですぐに慣れてしまい、途中から3D映画を観ているのだということを忘れてしまいました。つまり、もう3Dは映画で当たり前のように使えるのだ、ということだと思います。

字幕は適度に手前寄りなレイヤーに挟まっていたようでした。思ったより違和感はなかった。ただ、ふつうの映画の字幕よりやや大きく、やや上に出ていたように感じましたが、気のせいかも。ちょっと面白かったのは、いきなりほとんど中央付近まで字幕が上がったことがあって、なんだ?と思ったら、その後で字幕の下からオブジェクトが手前に飛び出していた。あらかじめぶつからないように字幕が避けていたんですね。あ、いっぺん、あるものが飛び出してくるシーンで体が勝手に動いてビクっと避けちゃいましたw

3D抜きで考えてもCGはすごいです。異星人も、異星の動植物も、メカの類も、ほんとCGっぽい違和感まるでなし、極めて自然に動いてます。"3D"の影に隠れちゃってる気がしますが相当高レベルだと思います。ただし、ストーリーは……。「異星の原住民の村の下にある鉱物が欲しい地球人。主人公は"アバター"として原住民に成りきって村に入り込むが……」。以上、みたいな。ふつうの人が観る映画だし、しょうがないですよね。

そんなふうで、3D、なかなかいいんじゃない?という感じでした。アリスは観に行こうかなーと思います。