すべての夢のたび。

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Appleのタブレット

Nexus Oneが正式に登場する見込みのGoogle発表会、世界最大規模の家電展示会CESと年明けから予断を許さないイベントが待ち構えていますが、1月下旬に開催される見込みのアップル発表会も忘れてはいけません。1月26日に50%の確率でアップル タブレット(仮)が発表されるというアナリスト談話を昨年末にお伝えしましたが、今度は(26日ではなく)27日の水曜日にアップルによる「重要な新製品の発表会」が行われるという情報を、All Things DのJohn Paczkowski氏が明らかにしています。


今日辺りから一般の新聞なんかにも「今月末にAppleがなんかタブレット端末発表するらしいぜー」みたいな話が載ってて、いよいよ盛り上がってきた感じです。実態としては「タブレットのMac」じゃなくて「巨大なiPhone」なのではないか、というのがもっぱらの噂ですね。

正直、「タブレットって、いるの?」という疑問はあります。どこで使うのか、という。家にいるならふつうにPCを使うし、外ならスマートフォンですよねー、と思う。ある程度の大きさがあり両手での保持が必要なタブレット端末は、歩きながら・移動しながらの使用には適していません。移動した先で座って使うならノートPCでいいわけですし。

想像するにやはり、いま現在本や新聞を読むようなシーンで代わりに使われる多機能メディアプレイヤー、というあたりでしょうか。文字だけでなく、静止画・動画も見られ、音楽も聴け、さらにそれ以上のことが可能です、というような。

iPhone OS4.0が載っているのではと噂されていますし、iPhoneのフル機能は持っていて既存ソフトも動くんじゃないかなーと思います。3Gでの通信はもちろん、ヘッドセットを付ければ通話も多分できる。しかし「画面が大きい」ことのほかに何がプラスされているかはちょっとわかりません。いや、Appleがやるんだからそれ以上のなにかはきっとあるんじゃないかと思うのですが、Appleのやることだからぼくなどの想像が及ぶことではないのです。なんかあるはず……と信じてる。

危惧するのは、おいしいサービスの大半が「アメリカ国内限定」だったりするんじゃないかなー、というあたりです。たぶんこのタブレットは電子ブックも新聞も読めるはずなんだけど、日本国内で果たしてそこまでの準備が進んでいるだろうか。そして映画のレンタルもきっと無理でしょうね。Appleがなんか開発しているという、曲データだけでなく歌詞や写真もセットになった音楽アルバム形式(なんて言いましたっけ)くらいはやって欲しいところですが。

正直Macは「成功した」とは思っていませんが、iPodは市場を創り出したし、iPhoneもわずか2-3年で新規参入メーカーとは思えない成功を収めています。そしてこのタブレットは「初年度1000万台」なんて声も聞こえてくる。いや、むりだろ、と流石に思うのですが、でもいまこういったワクワクさせてくれる製品を出せるところって、ぼくにはAppleしかないんですよね。まぁ今月末が楽しみです。

あ、でも、もしかしてそろそろNexus One発表でしたっけ。ほんとに無料だったらどうしよう。