すべての夢のたび。

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鶴折ってハッピー

痛いニュース(ノ ∀`) : ハイチ地震被災者に千羽鶴を送ろう!活動がmixiで広がる

「家族を失った人たちに1人じゃないことを伝えたい」−。ハイチ大地震で被害を受けた人たちに、千羽鶴を贈って元気になってもらおうという動きが、インターネットの会員制コミュニケーションサイト「mixi」(ミクシィ)で広がっている。呼びかけ人の会員の元にはすでに全国から鶴が多数寄せられており、今後、NGOなどを通じて被災地に送られることが検討されている。

なんで
お金や物資じゃないのか??

確かに物資やお金がなくて多くの人が困ってる。
それを届けるのが一番なのかもしれない。

私たちはまだ自分で稼いでるわけでもないし、
多くのお金は寄付できない。

でも、寂しい想いをしてる人たちに
少しでも元気になってもらいたい。
勇気を出すきっかけになったらいいなって。
頑張ろうって思えるきっかけになったらいいなって。
少しでも気持ち安らいでほしい。
笑顔のきっかけになったら嬉しい。

どんだけ離れててもきっと心と心は繋がってる。

心と心で通じたい。


まぁ予想通り、散々にぶっ叩かれております。ぼくもさすがに、鶴はないだろ、と思った。そういう気持ちはいいと思うんですけど、ハイチからのニュースを見ればまだそんな段階じゃないでしょう、という。どうしてそのくらいわからないんだろうか。「一番なのかもしれない」じゃなくて「一番」だし、「多くのお金は寄付できない」のなら少しでもいいから寄付すればいいと思います。

そもそも千羽鶴を贈ることで"貴方と共にいる"ことを伝える日本の文化なんて、ハイチの人たちは知らないでしょう。「何この紙の鳥」ってなる。で、説明したところで、「なるほどわかった。それで食料はどこに?」ってなることは容易に想像がつく。つーか、現地ボランティアの人たちは、暴動や略奪が頻発するなかで命がけで物資を運んでるわけです。仮にハイチまで千羽鶴を送れたところで、「こんなのあとあと」って倉庫の隅にでもうっちゃっておかれるのがオチじゃないかと思うのですが。


そして例によって、mixi対2ちゃんねる、という構図になっております。ゆるふわスイーツ脳なmixi、対、バカは叩いておkという2ちゃんねる。お前らみたいに他人にケチ付けるばかりで自分は何もしないよりずっといいんだよというmixi、対、そんなことやるより何もしない方がまだマシだよという2ちゃんねる。ぼくは2ちゃん側です。さすがにね、いま鶴はあり得ないでしょ。ハイチのことを忘れないように部屋に吊るしておくとかならいいですが。

そしてここでこういう意見を見るのです。「バカだからって叩いていいのか?」と。確かにmixiはちょっと変だけど、だからと言ってこうやって晒し嘲りしていいのだろうか、と。そういうのを見ていると私は何かもやもやするんです、と。

叩いていいわけないでしょうね。いいか悪いかで言ったら、そう言うしかない。ではなぜぼくは叩くのか。確実に勝てる状況で、非がある側をやりこめるのは楽しいから、でしょうか。ちょっとそれは人として良くないことなんだけど、でも楽しいですよね(笑)。つい、よけいに、力が入ってしまう。ふつうの人ならそういうのは直したほうがいいかと思うんですが、ぼくはまぁ、そのせいで誰かに嫌われてももう別にいいかなぁと思っているので、積極的に直そうとはしないと思います。

あと、あれです。ヘルシングの超有名な少佐のセリフ、「諸君 私は戦争が好きだ」で始まるアレのなかに、こういう一節があります。

露助の機甲師団に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった村々が蹂躙され女子供が犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ


そう。そういう美しいものが呆気無く蹴散らされていくのって、悲しいけど、なぜだか気持ちいいんですよね。よくないですよね。ぼくはキレイで甘ったるいものも好きなので(笑)、mixiの人たちの、理想主義的でみんなが繋がって幸せでハッピーでエコでスピリチュアルで、みたいなのも本当は好きなんですよ。んで、そういうお花畑が無惨に荒らされていくのを見るのもまた好きだというw 病んでますね。病みと闇ってきっと語源同じだと思います。