すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

なのはとハルヒ

以前は映画なんて年に1本観るか観ないかぐらいだったのですが、去年の秋ぐらいから急に見始めるようになりました。と言うのは、ネットで座席予約して観に行くのがこんなにいいもんか!というのがやっと解ったからです。単純にぼくは、わざわざ映画館で観るなら「前寄り・中央」の席じゃないとイヤで、しかしその為に並んだりするのはもっとイヤだったのです(笑)。しかしネットならいい席が実に簡単に取れるよと。

で、今日は千葉・市川で「劇場版涼宮ハルヒの消失」、神奈川・川崎で「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」を観てきたのです。なんでそんなことになってるかというと、どっちも上映館が少なくて、都内だとネット予約やってなかったりいい席なかったりだったのです。

ハルヒのほうは、公開翌日ということもありほぼ満席、そして客の年齢層は低めに感じました。中高生が多い感。そして女子率がかなり高かった。女子3-4人というグループが結構いた。

ファン向けの映画だし多くの人は原作を読んでストーリーは知っているのではないかと思います。けれどぼくは原作は1冊目のみ、アニメは観ておらず、あとは同人誌とMADムービーでしか知らないという。でも世界設定や各キャラの性格は知っててしかし物語は知らない、という自分はまさに「適した観客」なんじゃないかと思ってた。

そしてその通り、実に楽しめる映画でした。試写見た人たちの「京アニの本気を見た」って評がありましたが、本当だった。映像は美しいし音楽も良い。尺は長いけど全然ダレない。長門。そしてなにより長門が可愛いじゃねえか!っていう。口元や目でものすごい芝居してました長門さん。あれは萌え死ぬ。あとぼくはハルヒ本人はあんまり好きじゃない気がしてたんだけど、そうでもなかった。動いて喋るハルヒはとてもよかった。出番少なかったですけどね。しかしキョンはセリフ多いですねw

と言う訳で、ハルヒはもう一度観に行きたい。パンフ買った。あとなんか長門表紙のメモパッドもらった。「長門有希ちゃんの消失 (1) (角川コミックス・エース 203-5)」も買ってしまったw

で、「なのは」ですが。なのはに関してはハルヒよりもっと知らない。アニメは観てないしストーリーも全然知らない。小学3年生女児が主人公の魔法少女もので、なのはとフェイトは仲が良い、というぐらいしか知らない。あとコミケで毎回なのはグッズ買うために激しい情報戦が繰り広げられていることくらいしか知らないw けど、これも(アニメファン限定かもしれませんが)評判良かったし、何よりスタッフや声優さんたちの愛のあるインタビュー読んで、ああこれは見た方が良さそうだなーと感じられたので。

もっと混んでるだろうと思ってたんですが、ガラガラでした。300席以上ある大きなスクリーンなのに2割くらいしか埋まってなかった。勝手に空席に移動して観てる人がいたくらい。親子連れを1組見かけたほかは大きいお友達ばかりでしたw そして上映前の予告編がポケモンとかクレヨンしんちゃんとかドラえもんとかそんなんばかりでした。

映画は、2人の女の子が出会って、最初は敵対というかフェイトが一方的になのはを避けようとしてるんだけど、なんだかんだいろいろあって、最後はついに友達になる、というところで終わる、ほんと最初のお話しでした。目がでけーよ!と思った。慣れるかと思ってたけど最後まで目は大きいなーと感じてた(笑)。

で、意外にも、と言うと怒られそうなんだけど、すごく面白かった……! や、ハルヒの面白さは想定内のことだけど、なのはは面白くてビックリした。いやだって小学3年生女児が主人公の魔法少女ものでグッと来させられることがあるなんてふつう思わないじゃん。まさかあんなヘビーな展開になるとは……不意打ちだった。ぜったい子供向けじゃないw

他に見てて楽しかったのは戦闘シーンの力の入り方と、なのはとフェイトが使う「杖(デバイス)」ですね。もうガシガシ変形してどっかんどっかん魔法をぶっ放すのはまさに爽快、杖にAI搭載で英語しゃべりまくりとか、魔法陣の描写とか、ああ時代なんだなーと思いました。あと変身シーンとかちょっとサービスしすぎですよね。海外だとカットされそうです。

というわけでなのはもとても良かったです。1stっていうことは続きやるんでしょうね、期待。さすがにハルヒと違って一般の人には薦めにくいけど、アニメに抵抗ない人は観て楽しめると思いますよ。なんかポスターもらって帰ってきた。パンフは残念ながら売り切れ中でした。