AV Watch ： シャープとSamsung、液晶特許損害訴訟で和解 −訴訟対象の特許は双方で利用可能に
シャープと韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は、2007年より互いに液晶パネルと液晶モジュールに関する特許侵害訴訟を行なっていたが、2月5日に和解契約を締結した。
両社は、それぞれが保有する液晶パネルと液晶モジュールにおける特許が侵害されているとして、2007年より、米国、日本、韓国、欧州において相互に訴訟を提起していた。今回の和解により、すべての訴訟を取り下げ、両社間の特許侵害訴訟は終息する。
また、和解により、これまで争ってきた全世界の液晶パネルや液晶モジュールに関する特許について、両社が互いに利用することが可能となる。
世界各地で互いに互いを訴え合い、やれ販売停止だなんだと騒ぎまくっていたあれですが、和解だそうです。あっさりしたものですね(笑)。全訴訟を取り下げ、相互に特許を利用可能と。
素人的に考えると、そんなふうに和解できるんだったら最初から話し合いでもすればいいんじゃん？と思うんですが、なぜか訴訟起こしちゃうんですね。この訴訟合戦もすでに最初はどっちが訴えたのかもう覚えてません。仲良くするためにわざわざ一旦ケンカしてるのか？とも思ったけど、どうもリリース見てもそんな雰囲気もないですね。
どちらかが何か損をしどちらかが得をしたのでしょうか？ そういうのもわからないし、なんともスッキリしません。でもまぁ関係者でもないし、「ふ〜ん」としか言い様がないという。
