すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

ミウチのフコウ

夜、何ヶ月かぶりかに嫁/奥さん/別居中の妻、から電話が掛かってきて、「たいへんなんだよー」と言う。なに?と聞くと、母がガンになった、とのこと。つまりその母というのは、つまりぼくの義母だ。ちゃんと離婚しないで放置しておくからこんなことも起きる。

大変というが、彼女の口調はそうでもない。猫が死にそうなときのほうがずっと深刻げだった。事態を理解できてない、というのでもない感じだ。なんだろう、とにかくいつもとあまり変わらない。調子悪くて医者行ったらいきなり告知されてそのまま入院らしい。ちゃんとした検査はこれからなので進行度は不明らしい。検査の結果が出たらまた電話するように。お大事に。と言って切った。

家を出て行った夫であるぼくは、さて義母のガンにどう処するのか、というと、特にすることはない気がする。もちろん、そんなこと以前に人と人、一方が病気になったのなら、もう一方が気遣うのは別に普通のことだろう。彼女(嫁)の要請でもあれば、病院に見舞いに行くこともやぶさかではない。まぁ親戚のいない隙を狙っていくことになるだろうけど。ヨリを戻せと言われるかな。突然リア充ライフに逆戻り、そんなこともあるかもしれないな。まぁないか…。

たとえばもし別居中に彼女(嫁)が死んだら、ということは考えた。事故かなんかで。そしたら、法の上では彼女の財産はぼくのもの、ということになる。それってめんどそうだよなぁ、葬式とかもめんどそうだよなぁ、と思いつつ放っておいているのだけど、ほんのすこしそれに近い事態か。いやまだ生きてますが。義母がなくなっても別居中のぼくになにか影響があるとは思えない。しかしでもそれからなんかの加減で義父もあれっとしんだりしたら、あのニート嫁の扶養義務はもしかしてぼくに生ずるのではないのだろうか………と考えるとちょっとだけ暗澹たる気持ちになる。まぁニート嫁はウソでいまはパート嫁であるらしい(でもクビになりそうだと言っていた)。

とりあえず事態の推移を見守ることにする。というとなんだかかっこいい感じがする。実際は今までと同じ特に何もしないだけですが。