すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

女性と結婚とお金

 専業主婦になりたい若い女性が増えているという。「男は仕事、女は家庭」という価値観はとっくに過去のものになったと思っていたが、なぜだろう。背景を探った。

 「いい会社に入って、いいだんなさんを見つけたい。働く自信はあるが、特にやりたいことは無い。それよりも、専業主婦になって気楽に伸び伸びと過ごしたい」

 こう話すのは、お茶の水女子大2年生(20)。大学の友人は「夫に『養ってやっている』と思われたくない」「夫と対等でいたい」などと、結婚後も働き続けることを希望するが、その発想が理解できない。「いいだんなさん」とは、一流企業に勤め、自分が働かなくても家族が余裕ある生活をできる経済力のある男性だという。


え、と思いました。この不景気、給料も上がらないばかりか下がってる時期に、共働き志向が上昇するならともかく、と。でも、考えたらそうかもしれませんね。ぼくだって働くのイヤですしね(笑)。就活で既に疲れきって、その上安い給料でコキ使われるのはたまらないと感じたら、専業主婦になりたい…!って思ってしまうものなのかも。

でも、現実問題として、専業主婦の奥さんを抱えられる経済力のある男性、って言ったらグッとハードル上がりますよね。で、そういう"デキる"男性が、いまこの厳しいご時世に「専業主婦になりたーい♡」とか言ってる、そういうオーラを放っちゃってる女性を選ぶだろうか……っていう。いやまぁ、顔が可愛きゃコロッと騙されたりはしますけど(笑)。

逃避行動としてそんなこと言ってる、なら分かります。男性がラブプラスで遊ぶのと一緒ですね。専業主婦になりたいってユメを語りつつ辛いゲンジツに立ち向かう、って言うんなら。でも上の引用部の女子大2年生(20)とか、どうも本気ですよね。専業主婦になって気楽に伸び伸びと過ごしたい。本気って言うか、正気なのか? ぼくなんかより既に専業主婦やってる女性のほうが言いたいことたくさんありそうな感じです。

女性の悩みや相談の書き込みが綴られたコミュニティサイトにて、29歳の女性が「結婚のメリットが感じられません」というトピックを立てていたのでそちらを紹介。この女性は真面目に勉強をしそれなりの学歴を身につけ大手企業に就職、現在の年収はなんと1500万円だという。29歳の女性にしてはかなりの成功者だといえるが、結婚にメリットが感じないのだという。
外見的には親に感謝したいほどらしく、現在恋人がいるとか。家事全般もこなし料理得意なこの女性は結婚することにより家事の量が2倍になるのではと発言している。収入が倍になるメリットもあるが今の収入で満足しているこの女性はそんなにお金に執着していないとか。


よくわかります(笑)。でも、逆に言うとほとんどの女性の収入は全体平均以下なわけで(男のほうが給料高いですからね)、メリット・デメリットで言うと結婚は女性にはメリットが大きいと思う(そしてそんな理由で結婚するものでもほんとはないですけどね!)。そう、だから、自分からハードル上げて専業主婦がいいわーとか言ってるうちに、相手も見つからない収入も低いままに時間が経ってしまった!って現実に目覚めたらどうすんだろうね、とか心配するのです。まぁ心配はウソですけどね。ただ、そうなるんだろうなぁ……w と思うだけです。


子ども手当てを遊興費に使うのはどうか、みたいな話がありましたけど、別にいいんじゃないかなーって最近は思ってます。手当、ってのは、「危険手当」みたいな、何かに対する報酬、って意味もありますから。いまこの時代に結婚して子供を育てるってのは、正直相当大変なことなんじゃないかと思っています。手当が払われて良い。自分の収入を自分のためだけに使い、好きなことやって遊んでるぼくがそれに文句を言えるはずもないと思うのです。手当やるから交代しろって言われても絶対イヤですし(笑)。