「コカイン税」は2005年1月にテネシー州議会で定められた、違法ドラッグや密造酒に対する税です。麻薬のディーラーは匿名で税務署に麻薬に対する税を支払い、その証明のための印紙を受け取るシステムになっています。仮に逮捕された際にディーラーが印紙を所持していない場合、それ相応の罰金が求められるとのことですが、はたから見るとちょっと不思議なシステムですね……
テネシー州以外にも同様の手法で違法ドラッグに課税しているところは22州ほどあるとのこと。また、ドラッグ以外にも売春に関して税がかけられることも多いようです。
これすごいですね。麻薬の売人でも税を払っておかないと、捕まったときにより酷い罰を受けることになる、という。いやー、これでどのくらいの売人が税を納めてて、その額はいくらになってるのか知りたい。
こういう話聞くと日本と根本的に何か違うって言うか、絶対勝てない気がしてくる。こんなのやってる州が22もあるとか。これ、昔の話じゃなくて、今の話ですからね。
