すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

よくわからない年金のはなし

ぼくの会社の年金制度がこんど変わるそうです。

ぼくはこんなですけどそれなりの規模の会社のサラリーマンwでして、そして会社は企業年金をやってるんですね。つまりぼくは国民年金+厚生年金+企業年金の保険料を払っているわけです。で、この企業年金の部分が適格年金というやつで、その適格年金はもうすぐ制度が廃止になる。そんなわけでうちの会社としては新制度を考えました。移行したいのでみなさんよく説明聞いて、この書類にハンコついてください。そんな感じです。

この辺ですでによく分かりません。なぜ3つに分かれているのか。適格年金はどういう制度で、なぜ廃止になるのか。うーん。国民年金はしばらく前から騒いでいるアレですよね。払っても貰えないという話のアレ。厚生年金はどうなんでしょう。自分が払った分くらいは貰えることになってるんでしょうか?

それはそれとして企業年金です。うちの会社は適年の予定利率を5%とかでやってたため、当然のように積立不足が発生しております。なので、新制度移行にあたり予定利率を下げる、と。今度から2%でやるそうです。それに伴い、会社拠出の保険料も大幅に増加する、とのこと。

さてまたわかりません。現制度の積立不足があるまま新制度に移行はできないですよね。今回一気に清算する、ということなんでしょうか。今年度は赤字を出すつもりなのかな。そして、保険料拠出が増えるのに会社が新制度に移行したがるのはなぜなんでしょうか? なんか会計上のお得なポイントがあるのかな。

そして新制度ですが、確定給付が2/3、確定拠出、いわゆる401kが1/3の割合になるらしい。この確定給付部分は予定利率2%になる。で、問題は自分で運用商品を選ぶ確定拠出部分ですが。用意された商品を見てドン引き。もちろん元本保証商品からローリスクな国債、ハイリスクな株式まであるわけですが、株の去年の実績がどの商品も平均マイナスw この利回り見せられて株で運用しようって人はいないだろう。すると残るは利回り1%を割ってる元本保証か、確定給付部分と利回り変わらない国内債券くらいしかないという。せまい!運用の幅がせまいよ!w

(ここで「国内債券で運用してて、日本国債がデフォルトになった場合はどうなるんですか?」と面白い質問をした人がいた。いやあれはそれとも「日本はどうなるのか?」という質問だったのだろうか?)


で、ぼくにとって大事なポイントです。現在の適格年金の積立金はいったん個人ごとに精算してから新制度に移行するわけですが、ここで確定拠出部分に相当する精算額全体の1/3を、一時金として受け取ることもできるのです。それに加え、新制度移行後の掛金の1/3(確定拠出部分に相当)を、給与に上乗せしてもらうこともできる、と。

まえから何度か書いていますが、ぼくは年金を貰えるような年まで生きているつもりはありません(確定◯◯!)ので、ここで一時金をもらって、プラス給与の上乗せももらうことにして、いまの生活を充実させる方向に使おうかなーと、こう考えています(確定給付部分の保険料や、国民年金・厚生年金で取られてしまう部分は諦めます。まぁお布施のようなもんだ!)。今回もらえる一時金がいくらになるのか、給与上乗せがいくらになるのか、その辺はまだ数字を聞いていません。ガッカリするような額だったらどうしようw

このように、将来へ向けてのなかなかそれなりに重たい決断を、近いうちに下さねばなりません。とか言ってもまぁ、確定給付部分は残るから額が1/3程度減るだけで、そもそも企業年金ない人よりはずっといいわけか? まぁいずれにせよ、そのへんは遠い未来、かつ自分に関係ない未来の話です。