すべての夢のたび。

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『マルドゥック・スクランブル 圧縮』観てきた

あの冲方丁氏の大傑作をアニメ化!のはずなのですが、なぜか公開館が異様に少ないという。

関東でただ一館上映中のテアトル新宿に行ってきました。それも公開当初は週末のレイトショーのみという、どうせいちゅーんじゃ状態だったのですが、最近やっと平日もやってくれるようになり、会社帰りに寄ることにしました。

ぼくはネットから席を予約していったのですが、今日の様子だと平日夜ならフラっと行っても見られると思います。ただそれなりに混雑はしていて、客席の中央近辺はほぼ埋まっていました。218ある席数の7割くらいは入っていたのではないか。意外に?女性のお客さんが多かったですね。ぼくの隣席もひとりで観に来てるらしい女の子でした。

で、予約したときに妙に料金が安く、水曜はサービスデーとのことだったので普通に納得していたのですが、あとで上映時間を調べると実は65分しかない作品だったという。それでもともと安かったわけでした。

ぼくはこれの原作を読んでおらず、知っているのはコミック版だけです。コミックは3巻まで刊行中ですが、今回の"圧縮"もだいたいそのあたりまで。印象としては、面白かった!けどさすがにちょっと駆け足かなーという。流れは一緒ですが、シーンはずいぶん違う(原作寄りなんですかね? あとで原作読む楽しみができたのかも)。でもこれ、映画版の脚本は冲方丁氏本人なので、これが「本物」なのです。いやコミックのほうもすごい面白いしどちらのバロットも可愛いですけどね。でもウフコックは双方でだいぶ違っていた印象。アニメのほうが可愛いさがある。ネズミかわいい。声は最初ええっ!と思ったけど慣れるとアリなのかなーと。

映像は綺麗だけど自動車のCGは少し違和感あったかな。音楽は素晴らしい。BGMも、最後のアメイジング・グレイスも良かった。サントラ買おうと思います。パンフレット1000円もインタビューとか充実して内容的に買ってよしだと思った。で、いまリピーターキャンペーンをやっていて、例によってフィルムのプレゼントがあるようです。というわけではないのですが、この週末にもう一回見てこようと思ってます。


追記:iTunesにサントラあったけど、EDのアメイジング・グレイスが入ってない。こういうの多いですよね。どーしてそーゆー売り方すんのかなー。レコード会社の策略なんでしょうか。あれを入れないなら半額で売れよと思う。