すべての夢のたび。

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ヤマト観てきた

木村拓哉主演『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、公開初日に観てきました。映画の日で1000円だったしね!ということで。

感想は、うーん、興味があって寛大な人は観に行くといいよ!ということで。あとキムタクファンの人。これはキムタク版ヤマトですね。原作のエッセンスはあるけど、古代進はキムタクに乗っ取られてた。

ストーリーは悪くないと思う。いろいろアイデアもある。ただ、ヤマトは宇宙を航海する船の話で、時間を掛けて遠い遠い星まで行ってから地球に帰ってくるわけです。それを138分にするとまぁ、ワープでびゅーん、びゅーん、みたいな感じになる……のは致し方ないとしても、もうちょっと時間経ってる感を演出する方法はあったんじゃないかと思う。

なんだろう、ストーリーは悪くないとして、脚本がダメなんだろうか…? いろいろなことが唐突でいきなり。え、もう発進? もう波動砲? もうワープ? そこでちゅーするの!?みたいな。もっとタメようよ! タメてタメてグッといこうよ!と言いたくなる(脚本の佐藤嗣麻子さんは『ゴースト もういちど抱きしめたい』の人らしい。ていうか監督の奥さんか!)。

キムタク古代でも、それでも沖田艦長と会話してるとこなんかはほんのり古代っぽかったけど、黒木メイサの森雪はもう、カケラも零士感なかったですね。零士感つーかメーテル感つーか。真田さんが柳葉敏郎なのはカンペキだと思うけど、「こんなこともあろうかと」はなかったなぁ。佐渡先生は佐渡酒子って名前なんだろうかと思ったけど名前は出てこなかった。猫は出てきた。

VFXは良かった。ヤマトはかっこいいしガミラス艦隊は巨大で不気味。しかし物足りない。もっと、もっとヤマトを映せよ!という感じ。人間ばかり映ってる。セットはちょっとチープっぽかったかなー。ていうかもともと昔のアニメなので実写化に厳しい部分がある気もしました。音楽は……ヤマトの曲力は凄まじく、どんなシーンでもおなじみの「宇宙戦艦ヤマト」と「無限に広がる大宇宙」が流れるだけでヤマトになってしまうという。スティーブン・タイラーのED曲も良かったですけどね。

あといろいろ言いたいこともあるけどまぁ初日ですから! ぼくは楽しめたので、自分も楽しめた!という人に感想聞きたいですw