すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

鍼打って神保町→秋葉日記

先日教えていただいた近所の鍼灸院に朝から行った。人生初鍼。近所と言っても川向こうなので電車で1駅。既に院内は待ってる人でいっぱい。お年寄り多め。初診なので問診票書いて、1時間ほど待ってから呼ばれた。

最初に質問と診察。首と腰の痛みについて伝える。それから起立して言われるとおり体をあちこち曲げたり手を伸ばしたり。そして出た診断は「左足に荷重が乗っていない」。確かに以前一度膝を痛めたことがあるので、それ以来庇うようになっているのだろうか。それから上半身に着ているものと靴下を左だけ脱いでベットにうつぶせに寝て、上半身は電気治療器(筋肉ぴくぴく震えるやつ)の吸盤がセットされ、左足首には蒸したタオルが乗せられた。

やがて電気治療器のタイマーが切れたがしばらく放置される。こんなものか?と思っていると、では次に鍼と灸をやります、という。初めてですか?と聞かれ、まぁ大丈夫ですよと言われる。と言われつつすごい勢いで背中にパシッパシッと鍼が打たれていく。手で刺してるのではないようだけどよくわからない。首筋と、背骨に沿って左右に、合計20本弱だろうか。左足首にも3本くらい打たれた。けっこう深く入ってる気がする。痛くはない。打つときチクッとするくらいの感じ。そしてお灸を乗せられ火を付けられた。熱い。いやこれ最初から結構ハードコースなんじゃないですか…。

それから灸と鍼が取り除かれ、体のあちこちをマッサージされる。触診され、ここがずれてるここが下がっているとかいろいろ言われる。では両手を後ろに回して、背中にある私の膝に体を預けてください…と言われ、その通りにすると、せーの、という感じで両肩を引っ張られ、膝を突き出されて思わず「ぐへっ」とか声が出る。よし入った!とか言われる。実はここからが本番だった…。

しばらくいろいろやられてその度に「ぎっ」「おふ」「べっ」とか潰れたカエル状態。左腕の手術跡に気づかれ、ああおそらくこれが全ての原因ですね、と言われる。皮膚が引っ張られた状態で縫合され、かつ皮下の筋肉組織と癒着してしまっているため、左腕の可動範囲に制限が出て、それが身体の左右のバランスを崩し、姿勢の乱れに繋がっているのだという。なにその中二病設定、ていうか藤木源之助かよ…と思う。そして左肩をもう勘弁して下さいという感じでぐいぐいやられる。左足首もめりめりやられる。最初に置かれた蒸しタオルは治療ではなく関節を温めるだけだったのだとやっと理解する。そして最後に「置き鍼」をされた。体内に鍼……と思ったけど、別に普通に生活して問題ないですとのこと。後で調べるとせいぜい長さ1mm程度で、かつ画鋲状でシールになっているので潜っていったりはしないらしい。

へろへろになって鍼灸院を出、近くの店でつけ麺を食べた。それからやっと神保町へ移動。一昨日来たばかりだけどまた何冊か買う。1時間ほど本を読んでから秋葉へ。1Fの携帯電話売り場で日本通信のIDEOSを探す。しかし考えてみると携帯3社にイーモバにWILLCOMのスペースはあるけど日本通信はないよな…と思い、案内カウンターで聞くとすぐ後ろのWILLCOMのスペースの端で扱うらしい。入荷はもしかしたら28日くらいとのこと。すっかり買う気で行ったので残念だった。シャープGALAPAGOSは社員まで来て箱積み上げて売っている。期間限定ですぐ買えますというパネルもある。100万台目指して頑張っているらしい。

その後はいつものように岩盤浴と飲み。岩盤浴は年内最後なので店員さんと挨拶をした。飲み屋はひとり忘年会ということでまだ行くかもしれない。

さて今日買ったものですが…。


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ちゃんと表示されないけど、もしかしたらはてなじゃなくてAmazonの問題かも。『憂国のラスプーチン』、isbn:4091836106

佐藤優原作、そして絵は伊藤潤二……(佐藤優のたっての希望らしい)。連載開始を聞いて非常に不安だったのだけど、コミックスを読んでみるととても面白く、心配は無用だったと知った(脚本の人が別にいるので、その力も大きいのだろうと思う)。伊藤潤二が描く拘置所や東京地検特捜部の人間の、滲み出る邪悪さがひどく素晴らしい。鈴木宗男がオビを書いていて、実体験が元なのでもちろん中にも出てくる。


斬り介とジョニー四百九十九人斬り (KCデラックス)

斬り介とジョニー四百九十九人斬り (KCデラックス)

これはまたすごい。2人の剣士が悪党をひたすら斬って斬って斬って斬って120Pぐらい。Amazonのレビューにこれが初めて読んだ榎本俊二作品だという人がいて可哀想だった。


視覚はよみがえる 三次元のクオリア (筑摩選書)

視覚はよみがえる 三次元のクオリア (筑摩選書)

視覚は二~三歳を過ぎると正常に発達しないとされる。著者も幼時に斜視だったために二次元視力しかなかった。ところが、四八歳にして彼女は奇跡的に立体視力を得る。それは劇的な変化だった。世界が3Dで見えるというだけではない。音楽も思考も三次元で現れたのだ―。神経生物学者が自らの体験をもとに、脳の驚異的な能力、視覚と脳の真実に迫る。

音楽や思考が3次元で。それって、どういうことなんですか。非常に気になったので買った。