すべての夢のたび。

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Dimension09を買うことにした

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わかる人にはこれだけの説明でいいかと思う。「Dimension09はYoshii9の互換品です」


由井啓之(よしいひろゆき)さんという方の構築された「タイムドメイン理論」に基づいて作成された「Yoshii9」というスピーカーがあるのです。少し前のものですが、下記の熱いインタビューに詳しい。ドラマチックでお薦め。

 オーディオマニアとしても知られるビル・ゲイツ氏は、そのスピーカーを試聴して「信じられない」を連発したという。自分の家の7000万円をかけたオーディオシステムより良い音だ、と。実際、タイムドメインでは、取材に訪れ、音を実際に耳にした報道関係者の多くが驚いてスピーカーを買って帰ってしまうらしい(実は我々取材班も例外ではなかった)。そのくらいすごいのだ。しかも試聴時のレコードプレーヤーは8000円、CDはポータブルプレーヤーと、機器を選ばない。わずか従業員7人の会社が、昨年ドイツで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス展「IFA2005」で、国内外の大手電機メーカーと肩を並べて大きな注目を浴びたのもうなずける。だがご想像どおり、このスピーカー、簡単に誕生できたわけではなかった。


で、ぼくも過去にタイムドメインスピーカーは3種類、mini、light(の互換品)、富士通テンのTD307PA(+316SW)と買ってきたのですが、こう、「いつかはYoshii9」というのがあるじゃないですか、っていうかあるんですよw というのは、Yoshii9は30万円なのです……。なので、「いつかは」になってしまう。

しかし引っ越しでいろいろ一掃するので、ここらで一丁気合一発買いますか!ということであれこれと検索していたら、偶然このDimension09を見つけました。タイムドメイン社は技術を結構あちこちにライセンスしていて、いろんな会社からスピーカーが出てるんですね。古くは富士通のFMVにも使われていたし、シャープの7.1chシステムや三洋の液晶TVのスピーカーに使われたこともある。富士通テンは今でも多数のタイムドメインスピーカーを出してますね。

ですがこのDimension09は、なんと本家であるYoshii9の製造を請け負っている会社が作っているという。ある意味でホンモノな訳です。しかもちょっぴり安い(でも高いw)。色も黒で存在感あるし(白と赤もあります)、スパイク足のデザインもカッコいいぞ。というわけでキミに決めた!ということにして、オーダーを出してしまいました。

そんなわけで、新居に届く予定です。やー楽しみ。もしかしたらYoshii9(のコンパチだけど)が置かれる日本一狭い部屋になるんじゃないかなぁw せっかくだからUSBオーディオインターフェースもなにか買おうかと思ってます。ここはやっぱり由井さんが元いたオンキヨーのあれにするべきなんだろうか。


追記:DenDAC持ってるの忘れてたw お金使い過ぎの気がするししばらくこれでしのぐか。



追記2:ビル・ゲイツ来訪時のもう少し詳しい話があった。ただこの時の試作品はYoshii9のような縦のパイプ形ではなくminiっぽい卵型だったようです。http://www.timedomain.co.jp/documents/2002masscom/020701monomaga.html

 このスピーカーに対しかのビル・ゲイツは、ビジネスで来日した折、かねてより由井氏の噂を耳にしていたことから試聴を強く希望。多忙なスケジュールをぬってその機会が設けられた。
「サブ・ウーハーはどこにあるのか、どんなイコライザーをかけているのか」
 目を丸くしながら、ビルは矢継ぎ早に問いかけてきた。が、由井氏からすれば両方ともナンセンスである。ビルは「信じられない」と繰り返すばかりだった。別れ際、ビルはこう言った。
「私の家の7000万のシステムよりいい音だ。私も製品化を待ち望んでいます」