すべての夢のたび。

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オーディオUSBハブはどうなのよ

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02


こいつですが。webのヨドバシで検索しても出てこないからAmazonで買ったんだけど、今日アキヨド行ったら4FのDACとか入ってるケースにしっかりありましたよ。ポイント分損した。

それでこいつ、謎のアンテナ端子とかスイッチとか意味不明なLEDとかいっぱい付いてて、いったいなにこれと思ったら、別の製品(ワイヤレスUSBハブ)のケースの流用なんですね。まぁそれで価格抑えられてるんなら別に文句はないですけど、(なぜか)見た目が重視されることが多いオーディオ機器の中ではかなり浮いてますね。プラスチックケースだし。

でもって、これ、効果があるのか?というと、あるような気がする……。原理としてはシンプルで、PCからUSB経由で送られてくる音声データは結構タイミングがバラバラなので、こいつがいったんデータを受け取った後、きちんとしたタイミングで送り直してやる、とそういう製品です。うちのもそうだけど、安いUSB-DACは送られてきたデータのタイミングを見てクロックを作ってるんですね。だからPC側で重い処理が動いたりして送り出しタイミングがずれると、その揺らぎがそのまま音に出てしまう。高いDACは非同期でデータを送ってもらって自前のクロックで処理するので、このハブは効果ないです。

といってもそれが耳に聞こえるほどのものなのか?というと、はっきり言ってわかりません。ではどう変わったのか。ずっと音が鳴ってる時はよくわからないのだけど、残響というか、特に音が消えていくときに、その演奏されている空間の広がりがわかりやすくなった、そんな気がします。いわゆる「空気感」ってやつです。そんなものが、実際聞いてると聞き心地に結構影響するのですよ。聞き疲れがなくなり、もっと聞いていたくなる、そんな気持ちが起こってきます。

ぶっちゃけうちのシステム、これ以上お金掛ける必要ない気がしてきました。もう手軽な音質向上は望めない感じ。すでにもったいないほどいい音が出てます。ちょっとしたスピーカーとか買うと、ゲームやYouTubeの音がリアルになって、おお!と思いますよね。うちのはそこをだいぶ通り越してしまって、圧縮音声であるのがみえてしまって悲しくなる、そんな感じになってます。ダイナミックレンジが狭かったり高音が出てないのがモロ分かりになってしまう。超リアルなラブプラスになるんじゃね?と思ってたら、ああー録音された声だーって感じるようになってしまったw まぁ、音楽聞けってことですよね。それもなるべくいいソースのやつ。ソフトに金を掛ける時期になったようです。