すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

昨日買った本など

思想地図β vol.2 震災以後

思想地図β vol.2 震災以後

  • 作者: 東浩紀,津田大介,和合亮一,藤村龍至,佐々木俊尚,竹熊健太郎,八代嘉美,猪瀬直樹,村上隆,鈴木謙介,福嶋亮大,浅子佳英,石垣のりこ,瀬名秀明,中川恵一,新津保建秀
  • 出版社/メーカー: 合同会社コンテクチュアズ
  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: 単行本
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震災後に書かれた思想関連書もそろそろ出てきたけれど、なかでもこれは読んでおかなきゃなーと思って買った。日本がばらばらになってしまった、という東浩紀さんの巻頭言は、半分膝ポンで半分よくわからない。ぼくにもバラバラになった実感はある。どうも通じないなーという人だらけになってしまった気がする。けれどそこで「新しい連帯」を産み出すにはどうしたらいいのだろうと、そう無前提に語られるのがふしぎだった。連帯は必要なんでしょうか。連帯は当然なんでしょうか。そのあたりからしてよくわからない自分はもしかするとだいぶ壊れてるのかもしれない。


ヒトの言語の特性と科学の限界

ヒトの言語の特性と科学の限界

ちょっと前に「あっ欲しい」と思った本。そのことをおぼえていて、もう一度見かけたので買ってきた。最初に見たときは多分買ってないと思う……。本のタイトルもいいけど、目次がまたゾクゾクするようなことばかり書かれている。"「意図」や「意思」という名詞と「決める」という他動詞の特性"、"古典物理学と近代物理学との共通性と異質性をめぐって"、"『論語』とキリスト教聖書でいう「天」と「神」について"、"意思決定の主体としての自己と、バラモン教以来の梵我一如の悟りについて"などなど。