すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

押してみたい

 番組冒頭に行った視聴者アンケートでは、75.3%が「自殺を考えたことがある」と答えるなど、この問題に関心のある視聴者が集まった同番組。さらに視聴者から寄せられたメールから「自殺は本当に悪いこと?」と問うと、「はい」が32.7%、「いいえ」が67.3%と、半数以上が自殺に否定的でない見方をした。


ぼくは何度か日記でも書いてますが、自殺には肯定的です。ですが、このアンケート結果にはちょっと驚きましたね。ニコニコ生放送だからそれなりの偏りがあるだろうとはいえ、回答者の半数以上、というか3分の2以上が「自殺に否定的でない見方」をしたという。

これ、いつからそうなったんでしょうね。ぼくは、普通の人は「自殺は悪いことだ」と考えるのが常識で、それがひっくり返ることなんてない、と思っていました。もしかして最初から、ただの思いこみに過ぎなかったんでしょうか。こんなアンケートが取られたことがいままでなかっただけで。

ただ「否定的でない見方」すなわち「肯定的な見方」であるかというと、まだ違うんだろうな、とは思います。記事にもありますが、若い世代が未来の展望を描くことができないこんな世の中じゃ、自殺は止むを得ないことじゃないか。そういう感じなんでしょうね。

けれどもここまで空気が変わってきてると知って、少し誘惑されますね。とん、と背中を押してみたくなる。まぁ実際押したら殺人ですがw 言葉で押すのも幇助に取られますかね。


昨日『死にたい老人 (幻冬舎新書)』を読みました。著者はすごーく実際的な計画を立てて自殺を企てるのですが、その方法がなぜか餓死なんですよね。それはよほど意志が強くないと無理だと思う。そしてやはり失敗する(3回も……)。読み物としては面白かったですけど、あまり参考にはならない感じ。『自死という生き方 (双葉新書)』が新書になってたことを知っていま注文しています。