すべての夢のたび。

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この近くにちょっといいとこがあるんだよ

 【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)は5日、これまでで最も生命の存在に適していると考えられる惑星を見つけたと発表した。
 地球から600光年離れた「ケプラー22b」と呼ばれる惑星で、直径は地球の2・4倍。太陽とよく似た恒星の周りを290日で公転しており、気温は22度前後と推定される。
 NASAはケプラー宇宙望遠鏡で一部の方角の観測を続けており、同日時点で2326個の惑星候補を発見。うち48個が、熱すぎず冷たすぎず、生命に適当な範囲の温度に収まっていると判定した。ケプラー22bは、この範囲の中でも真ん中で、生命にちょうどいい環境らしい。


へんな記事タイトルですね、「生きるのに最適な惑星」て。いま生きてて辛い人たちとか、みんなその星へ行けばいいですよね。600光年とかってちょっと遠いですけど。

でも実はこの記事のポイントはその600光年ってとこです。これは地球から見ると、とんでもなくご近所の星なわけです。そんな近場に、生命が存在できそうな惑星があるということがすごいのです。

わたしたちの銀河系の直径が10万光年ぐらいとかって言われてます。キリがいいので1000光年ごとに生命が存在できそうな星があったとすると、簡単な計算では銀河系全体で1万個ぐらいそんな星があってもおかしくないかも、ってことになる。んで、宇宙全体(見える範囲)ではそんな銀河が数千万だか数億だかあると言われてるわけです。

つまり全然特別じゃない。こりゃ、いるね、どっかに。ていうかそのへんに。いないと考えるほうが難しいように思います。