すべての夢のたび。

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世界は不幸に向かってる

「世界の幸福度は低下傾向にある」

バーモント大学の研究結果で明らかになりました。ソースは何かって? Twitterです。世界中のTwitterユーザーの言論が世界の幸福度を図る指標だそうです。

過去3年間の約460億ツイートから、Amazon Mechanical Turkのクラウドソーシングを利用してツイートの幸福度を解析し(毒は幸福ではない、ケーキは幸福、など)グラフ化、そして作成されたこのグラフ。全体的にだんだん不幸感が増しているように見えます。大きな落ち込みは無いけれどグラフは次第に右肩下がりに、豚インフルエンザの流行や日本の津波災害、俳優パトリックスウェイジの死亡時などは明らかに落ちる傾向が見られます。



面白いですね。地球を患者に見立てて、Twitterのタイムラインをその独り言に見立てて、精神分析を行ったわけですね。その結果、患者がぶつぶつ言う内容がだんだん暗くなってってるようだ、と。グラフ見ても右肩下がりなのがわかります。特に、2011年になってからの傾きが大きいように見えます。

この手法はそれなりに有効なんじゃないかと思います。元の記事にあるように、Twitterで話されてる内容は、本当の人の感情を表すとは限らない。そりゃ確かにそうです。でも、そんなの、普通の人の普段の会話だって同じじゃないですか? 人はいつだって気持ちをそのままことばにしているわけじゃないですから。でも、滲んでしまうものがあって、伝わってしまうわけです。それの集積がコレなわけですから、おそらく意味のない結果ではないでしょう。