- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: エレクトロニクス
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申し込んでから2ヶ月? 昨日発送連絡があり、今朝やっと届きました。
で、どーなのよ?と言うと、期待したほどの満足を得られていません。この商品、レビューではとても高評価なんですけどねー。6万の価値があるかと言われると、ぼくはちょっと考えてしまうな。
問題は頭部への装着の難しさです。綺麗に見えるポイントが、ものすごく狭いんですね。というか、実は、いまだにジャストなポイントを見つけられておらず、なんとなく滲んだ映像を見ています。これほんとにドンピシャクッキリのポイントがあるんだろうか……。横長スクリーンの中央付近はわりとピントが来るのですが、端のほうはぼやけてるし歪んでます。そして、メガネを掛けていても装着できるように、顔と本体の間にちょっと隙間があるのですが、そんなのいらないからもっと前に出たい!って感じ。でもおでこのとこのパッドが邪魔して、ある程度以上は寄れません。
そして、目一杯寄っても、ぼくが普段見ている映像より小さいんですね。だってうち、机の上に40インチのテレビがあって、ふつうに椅子に座って見てますからね。映画館のスクリーンより視界を占める面積が多いわけです。そして当たり前だけど全面ばっちりピント来るし。それに比べると暗いし小さいし解像度低いし(720P)……て思っちゃう。そのうちもっと装着がうまくなって凄い映像見れるのかもしれないですが、でもそんな調整がいる間は一般向け製品じゃないですよね。
というわけで、この商品がいまのところ唯一他の追随を許さないのは、クロストークのない3D映像、ということになります。これは確かに綺麗。3Dテレビ(うちのもそうですが)で見る時の、像が二重に見えたりするアレがまったくない。しかしそもそも3Dのソフトがほとんどないしねぇ、という。
映像への没入感を得やすい、というのもあるかも知れません。目の前がこれのスクリーンだけになりますからね。でも結構内部で光が反射してたり外光が入ったりして真っ暗というわけではない。むしろこれを装着することにより視界/動き/やれることが制限されて、それが没入感に繋がるんじゃね?って気もする。テレビ観てるとついついTwitterしたりしちゃいますからねw