すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

まだWHITE ALBUM2プレイ中

週末の大半をゲームに充てて、やっとサブヒロイン3人のルートが終了。ということでいよいよメインの2人です。


特にゲーム性のないアドベンチャーゲーム/ノベルゲームです。途中に出てくる選択肢の選び方によってのみ結末が変わってくる。でもこの作品は共通ルートではいくらかの個別イベントはあるもののほとんどストーリーの分岐はなく、サブヒロインの誰かを贔屓してフラグ立てまくると、共通ルートの最後からサブヒロイン個別のルートに分岐する、そういう作りです。女の子を攻略して落としてご褒美としてのHシーン、というより、ながーい個別ルートそのものがご褒美って感じですね。もちろんその中にはHシーンもあるのですが、物語のなかにうまく組み込まれてそれなりに必然性もあるような感じです。

なので、連続してプレイすると、さっき優しくしてあげて優しくしてあげて見事ハッピーエンドを迎え、感情移入したままの状態の子にこんどは冷たく当たりまくらねばならない、という事態になります。この手のゲームではそれはふつうのことなんですけど、これは結構胸が痛む。ゲームだと、プログラムだと、割り切れはしないものです(がっかりしてる声とか聞こえてくるしね……!)。簡単に割り切れるくらいなら心を動かされることもないしそもそもプレイする意味もないでしょう。人は、人のかたちをしてるものには人と同じように対峙させられるのです。


ぼくのこのゲームへのハマリぐあいはあれですねー、AKB好きな人とか声優好きな人とかメイド喫茶に通い詰める人とか風俗の子好きになって通い詰める人とか、そういうのとあんまり変わんないかも、そういうの馬鹿にできないかも、とふと思った。ていうか自分メイドリフレに通い詰めてたじゃんね。そういうのはそこらのリアルの女の子に比べてローリスクなわけですよ。フラれることは基本ないし、付き合う上での面倒な部分は引き受けずに、こちらの都合だけを考えて、楽しい部分だけを享受できる。で、ゲームの中の子はそれに比べても更に更にローリスクですね。決していなくならないし年も取らないw

しかしローリスクだからといってリターンもローかというと決してそうではない気がします。気がするんだけど、得られるものがイビツな感じはある。画面の中の子がまっすぐに思いをぶつけてくる。まぁほんとはゲーム内の主人公になんですが、声は自分に向けられてるのと変わらないわけですよ。そういうのをずっと聞いてると、どこかがおかしくなってくる。恋愛してる最中にいろいろ浮かぶ感情の、そのごく一部だけが活性化してる感じ。ぼーっとしてんのに、気持ちの持ってき場がないわけですよ。2次元には思いを伝えることもできないしね。いや、実はその気持ちをちょっと斜めにずらして声優さんに良かったです凄かったですってファンレターでも出そう!と考えたんですけど、WA2てスタッフロールでも声優さんの名前出ないですよね? 調べれば判るのかな。


さて、では、胃が痛くなると評判のメインヒロイン方面へ。次の週末もこれで終わるだろう。見たい映画が溜まっちゃうなー。