すべての夢のたび。

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ゾウモツ

 英国チャンネル4の人気科学番組「Inside Nature's Giants」は、地球上に存在する巨大な生物、「クジラ、象、トラ、アナコンダ」などを全部丸ごと解剖して、生物学的見地でその内部を観察するドキュメンタリー番組。この度、南アフリカで死亡した象を頭の天辺からつま先まで解剖したそうで、その画像が一部公開されていた。解剖画像なので閲覧注意でお願いするよ。


なかなか衝撃的な画像です。象のなかみなんて考えたこともなかったのですが。

象のなかみはびっくりするくらい腸でした。薄皮饅頭が饅頭と言いつつもほとんどあんこで構成されてるのと同じくらいに、象のなかみは腸。皮、薄すぎ。象のあの豊かなウエスト周りをスパっと輪切りにしてみると、断面はほとんど腸になっている。

もっとこう、筋肉とかあってよさそうな気がするんですけど、ないですね。驚いたな。確かに、考えてみれば象の腹部に動きは必要ないから、筋肉はいらないのか。つまり象の足の太さというのはこの大量の内臓を抱えて歩くためのものなんですね。背骨の下に大きな袋が吊り下げられていて、中はびっしり腸。それを四本足で支えた生き物が象なんだな。

卵の殻かよ、と思う。外と内の比率がそのぐらい極端なものになっている。これ重さでなかみが下に偏っちゃったりしないんですかね。