すべての夢のたび。

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タイムマシンで未来へ行くってどういうこと?

昨日の日記「タイムマシンで金儲け!」にコメントをいただいております。

とおりすらりん 2012/07/03 17:43
おお、ボロ儲け!
でも五分したらその大金を全部盗まれてしまう、しかも自分に、という罠。


うーんそうかも? でも、これに対する回答はちゃんと用意してあって、それは「6分後の未来へ跳ぶ」ってものです。ここでの出来事は全て5分後までの間のことなので、それが及ばないところへ逃げればいいわけです。

でも、あれ、なんか変だぞ?という気がしました。タイムマシンで未来へ跳ぶというのはどういうことなのか。

何十年か未来へ跳ぶ、というのはわかる。そこで自分がまだ生きていれば、歳をとった自分と会うことになるでしょう。その未来の自分も、そういや昔に未来へ跳んだことがあったっけな、と思い出すかもしれない。または、そろそろ来ると思ってたよ、と言うかもしれない。

しかし、お金を持って6分後の未来に逃げる、というのはどうなんだろう。なんでそれでうまくいくとぼくは考えたのかというと、6分後の未来にはぼくはいないから、「ぼくが2人」という事態は起こらず、そのまま居座れる、という発想があったわけです。

この話はなんだか少しおかしい気がする。6分後の未来にぼくがいない理由は、お金を集めまくってもうこれでいいやと判断したぼくが、最終的に"現在"に留まることを選択せず、"現在"を捨てて未来へ跳ぶからですね。だから時間軸上にぼくが存在しない期間があるわけです。

しかし、このぼくを観察しているAさんがいるとする。Aさんには、ぼくがタイムマシンに乗って消えて、6分後にまた現れるように見える、はずですよね。その6分の間、ぼくはどこにもいなかった。それはそれでいい。しかしこの6分という時間は、もっと引き伸ばせるはず。ぼくは未来へ跳び、何十年後かの未来のAさんの前に現れることもできる。Aさんから見れば、その間ぼくはずーっと消えっぱなしだったわけです。歳をとったぼく、なんてものはいない。

あれ? じゃあ、ぼくって、未来に跳んでも自分には会えないのじゃ? だって辿り着くのはいつでも「ぼくがタイムマシンで跳び去っていなくなった未来」ですからね。

いや、タイムマシンで未来に行っても戻ってきて、そのまま時間軸上に居続ければ、遭遇することになりそうですが、未来へ行きっぱなしなら遭遇することはない。けれども戻るか戻らないかなんて未来への出発時点では決めていないから、辿り着く未来にぼくがいるかいないかなんて事前にはわからないのではないでしょうか……?

そろそろ何を書いているのか、そもそも何が問題なのかもわからなくなって来ましたw いったんこの辺で打ち切ろう。