すべての夢のたび。

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進化論は偉大なり

 カリフォルニア沖、水深3300メートルの海底から、新種の肉食の海綿生物が発見された。その形状は複数にわかれた根のような部分から、放射状にハープの玄のような枝が生えており、この枝を使って罠をしかけ、先端についたフックを使って小さな甲殻類を捕食するという。


いやー、完全にパターン青って感じの何物か。こんなものが今になってまだ発見されるなんて深海ヤバい。

深海の生物ってどれもカタチがフリーダム過ぎますよね。陸上の生物には重力の縛りがあるけど海中にはないせいだろうか。でもその理屈だと浅いところでも変なのいそうだけど、明らかに、深いところのやつらのほうが変ですよね。より環境が厳しいから極端なカタチになってしまうのでしょうか。

それにしても、現在の進化論というか自然選択説がもし正しいとするならば、この生物は、長い年月をかけて徐々に徐々にハープの弦の数を増やし、徐々に徐々に弦の長さを伸ばしていったということになるんですよね。より弦の数が多く、より弦が長い個体が適応して生き残り、結果としてこういうカタチがもたらされた、というわけです。まさにナバリーヤタタオァ・アクバル、進化論は偉大なり。素晴らしい結論にひれ伏すしかございません。