すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

微妙なポジション

 回転寿司店は客もうまく「回転」させなければいけないのかもしれないが、この台詞にはあ然とさせられた。たまたま入った都内の某チェーンの店は空席がポツポツ見られるぐらいに繁盛していた。そこにやって来た2人連れに店員が言い放った。

 「バラバラなら座れますが」

 自分の働いている場所の意味が分かっていないかのような自己チュー暴言。上映中は会話できない映画館なら2人連れが離れて座るのも我慢できるにせよ、食事を楽しみに来た客にバラバラで食べさせてどうするのか。普通の寿司店と違って回転寿司は空腹を満たすという「えさ」の機能しかないと内心では思っているのか。この言葉を浴びせられた客が、ただちに踵を返したのは言うまでもない。


"回転寿司は空腹を満たすという「えさ」の機能しかないと内心では思っているのか"。いや、そこは"しか"じゃなくって、「えさ」の機能も持っている、というのが正しい。「えさ」を求めて来店している客なのかも知れないんだから、「バラバラなら座れますが」は間違ってないと思う。

ぼくが2人で回転寿司食べに行って、バラバラの席しかなかったら、ああそうかーと思って他の店行くと思う。しかし、そこで怒ってエントリにしたりはしないと思う。それはちょっと恥ずかしい。バラバラとかあり得ねえって店もあるし、空いてる席から順番だろって店もある。回転寿司はちょうどその中間ぐらいの微妙なポジションの気がします。

でも会社の人と2人で昼食で回転寿司行ったら「別々でいいですよねー」ってそのまま食べて帰ってくる気がするな。一緒に昼食とか嫌なんですよね。空気は読むし慣習にも従いますが、嫌だなぁと思いつつ一緒の行動してることが多いです。ほかのひとたちはみんなで食べてるのに、自分だけ1人で食べに行って変と思われるよりはマシかぁ、って程度。

しかし、この記者?の怒りよう。回転寿司に何を求めているんだ。語らいか。流れてくる皿を2人で別々のネタ拾って、1個ずつ分けていっぱい種類試したいのか。東スポなのになんかガチっぽい記事でどうなんだ。