すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

風邪は空気感染しない

[1] 風邪を引いていてマスクを着用した患者と同じテーブルを囲んで短時間過ごす
[2] 風邪を引いた患者が使った容器(コップなど)をさわる
[3] 風邪を引いた患者と網などでを隔てた同じ空間の部屋で三日間過ごす

[3]の意味は、「患者と部屋の空気は共有しているが、体の直接的な接触はない」というためのものだと思います。つまり、それぞれの実験の意味は、
[1] 患者の飛沫が飛ぶ範囲での感染率
[2] 体液からの感染率
[3] 空気からの感染率
だと思います。
私たちが日常、あるいは今まで普通に言われてきていたことでは、なんとなく「風邪のウイルスが大気中を漂っていて、他の人たちに感染していく」というようなイメージがあります。
そういう意味から見ると、3日間という長い時間を患者と空気を共有する[3]の感染率が高い感じがします。
そして、その実験結果。
[1] 8パーセント
[2] 50パーセント
[3] 0パーセント
でした。細かい点は違うかもしれませんが、大まかではこんな感じです。
というか、[3]の感染率が「ゼロ」だということに驚いたのです。


今日の、へええ、な知識。覚えておこう。つまり、風邪っぽい人のそばには近寄らず、あとよく手を洗う。うがいをする。そういったことを心がけるだけで風邪をひく確率は下がるんですね。……って、それって、今まで言われてることとまったく同じやん!ってオチのような気もする。

いや、でも、「風邪を引いた患者が使った容器(コップなど)をさわる」がもう圧倒的に高いっつーのがあれですね、意外です。電車の吊革注意ですね。つーか接客業の人が風邪っぽそうだったらどうすればいいのよ。もう逃げるしかないのか?

しかし「風邪は空気感染しない」って、なんか重要な示唆がここに含まれているような……なんだろう。わかんないですけど。


引用元の記事のタイトルがものすごいですけど、それはそれなので興味ある人は読まれたらよろしいかと思います。パンスペルミア説関係。