すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

ここも宇宙の片隅

137億歳の宇宙に幅40億光年の超デカい構造物があることがわかり、「アインシュタインの言ってたことはなんだったのだ!」といろんな方面で言われてます。

国際チームが先月発表したもので、幅40億光年は人類観測史上最大。

見つかったのは「大クエーサー群(Large quasar group:LQG)」と呼ばれる、超大質量ブラックホールが集まってひとつの巨大な構造物を成したものです。

どれだけ巨大かと申しますと、クエーサーが楽勝で73個あるんです。幅は一番長いところで40億光年超...これは我々の住む天の川銀河と最寄りのアンドロメダ銀河の間の距離の1600倍に相当するんでございますよ〜はい〜。


地上では猫に首輪付けたとか誤認逮捕とかいろいろやってますが、まぁそういったチマい話はちょっと忘れて、40億光年。宇宙の話をしましょう。

で、この話の何がすごいのか。デカい。そら聞けばわかる。問題は、どうやってこの構造ができたかってことなんですよね。

クエーサーができて、それがどうにかして寄り集まった。そういうふうなでき方ではないことは確かです。40億光年って距離は、光速で40億年かかるという意味なわけです。当然、天体であるクエーサーが移動したとしても、そんなのもっとはるかに遅い速度です。しかし、天体が移動してこんな構造ができるためには、宇宙の年齢がぜんぜん足りません。

ということは、宇宙のある領域に、クエーサーが同時多発的に発生したと、そういう考え方を取らざるを得ない気がします。それが可能になるためには、インフレーションが起きる前の宇宙に、既にその構造の原型があったとか、そういうことになるんじゃないでしょうか。しぼんでる風船にマジックで模様を描いたとします。風船をふくらませれば模様も大きくなるけれど、全体の形や、線の繋がり方が変わるわけではない。構造は残るわけです。

まぁ素人考えではそのくらいですね。原始宇宙になんかちょっと濃い部分があったんじゃないのというw どうやってそんなのができたのか? 知らん分からんw プロである科学者に考えてもらって、教えて欲しい。どうせ理解なんかできないんだから、そうかー!って納得するしかありませんw


ヱヴァQの、シンジとカヲルが寝っ転がって星を見てるシーンがとても好きです。でもあそこ、カヲルくんなにげに酷いこと言ってますよね。「変化を求めず虚無と無慈悲な深淵の世界を好む。君らしいよ」ってw まぁその後で薄い本が出そうなセリフもあるわけですが。