すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

よい迥国人も悪い迥国人もどちらも殺せブチ殺せ

大久保通りにある屋外ビジョン(K−PLAZA/新宿区百人町 2-1-1)で、各界の著名人からの「排外主義に対するメッセージ」が流れます。


これ見て、あるアイデアを思いついたんでした。架空の国民(迥国人)に対するヘイトスピーチをする、というパフォーマンスはどうだろうって。ひっどいこと書いたプラカード持って、殺せ!殺せ!って叫びながら集団で歩くんです。

許されるだろうか。多分許されない。非実在青少年に性的なあれこれすんのダメみたいにこれも許されない気がする。


しかし非実在青少年の件と同様に、非実在の国民に対するヘイトスピーチで傷つく人は存在しないわけです。ではなんでダメなんだろう、って考えると、それは「俺が不快だからダメ」でしかないと思うんですよね。おそらくヘイトスピーチは、とにかく、しちゃいけないものなんじゃないのか。

さて、仮にそうだったとして、ではそのとき「焼肉屋のオバちゃんが傷つくからダメ」って論拠はどうすんの?って話です。捨てんの?

いやほらさ、もやもやする話の一例として、ラッシュの電車で「子どもがうるさいので降りてくれませんか。みんなこれから働くんですよ」って母親に言ったOLの話があったんです。これ、ぼくがそこにいたら、ダシに使わないでくれるかなぁ、って感じると思うんですよ。"みんな"って。「降りてくれませんか」まででいいじゃんか。不快なのは"この私"なんでしょう?

……って言ってもらえると安心するんですけどね、排外主義を排したい人たちも。